ペイド・バック The Debt 

●「ペイド・バック The Debt」
2010 アメリカ Miramax Films.113min.
監督:ジョン・マッデン
出演:ヘレン・ミレン、サム・ワーシントン、ジェシカ・チャスティン、イェスパー・クリステンセン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
「恋におちたシェイクスピア」「コレリ大尉のマンドリン」のジョン・マッデンなので、外れまいと
思って鑑賞した。まずまず、終わり方は悲劇的であったが、大方面白く観られた。
2つ難点を言わせていただけるのなら、話が動き出すまでに時間がかかる、ということと、
主人公チーム3人の内、歳を取ってからの人相がねじれて似ていたので、ごちゃごちゃした。
つまり、サム・ワ-シントン→キアラン・ハインズという流れなのだが、ハインズは若き日の
マートン・ソーカスに似ている、ということだ。この辺りのキャスティングは難しいところだろう
な。 全体の構成、流れ、テンポ感は、冒頭指摘した、始まりからの30分ほどがたるい
以外は良く纏まっていた。 実話かな、と思ったのだけれど、そうでは無かった。リメイクでは
あるけれど。地味めな内容が災いしてか、日本では劇場未公開となった。

オスカー女優ヘレン・ミレン、今年「ゼロ・ダーク・サーティ」で主演女優賞にノミネートされた
売り出し中のジェシカ・チャスティン、これまた売り出し中のサム・ワーシントン、脇を固める
俳優陣も手堅く、似ているいない、は除いていい配役だった。脚本も良いと思う。
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<ストーリー>
話は単純で、15年間追い続けたナチの収容所医師を東ベルリンで発見、イスラエルで
裁判を受けさせるために、生きたまま連れ帰るという目的でモサドのエージェント3人が
送り込まれる。しかし、彼らの作戦は失敗、医師は逃亡を企てたので射殺した、と
嘘の報告をする。戦後ずっと嘘をつき続け、彼らはイスラエルの英雄と讃えられいた。

だが、ある日医師がウクライナで生きているという情報がもたらされ、レイチェル(ミレン)
が送り込まれる。しかし、待っていたのは・・。

レイチェルの娘が母らの活躍を本にして、それの出版祝賀会でレイチェルが朗読する
ところから話が展開しはじめるのだが。

3人が東ベルリンで医師を捕え、列車に乗せようとするも失敗、アジトに閉じ込め、次なる
作戦を計画中に医師は脱走、レイチェルは右ほほを深く切られるあたりがハイライト。

邦題の命名は難しかったろうが、原題の「debt」=負債、負うたもの、のほうが
ニュアンスが現れていると思った。

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2013-03-31 15:10 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)