海岸 The Shore

●「海岸 The Shore」
2011 イギリス 30分 <日本劇場未公開>
監督・製作・脚本:テリージョージ
出演:キアラン・ハインズ、コンリース・ヒル、ケリー・コンドン、マギー・クローニン他
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<2011年度アカデミー賞短編実写映画賞受賞作品>
<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
「ホテル・ルワンダ」のテリー・ジョーンズが製作し、その年のオスカーを獲得した
作品をWOWOWで鑑賞。短編映画はそう見るチャンスがないので、どういうポイントで
評価したらいいんだろう、アカデミー会員はどこを見て評価するんだろう、と思いながら
見ていた。わずか30分だ。もう終わり?という感じで終わるのだが、これは纏め上げる
のが難しいだろうなあ、とだれでも感じるだろう。
長い映画ならいろいろと構成も立てられ
るのだろうが、30分の間に起承転結を作らなければならないのは難しい。

つまり、どこに焦点を当てたか、がすべて、となるわけだ。本作の舞台は北アイルランド
・ダブリン。それだけで、ただならぬ雰囲気がただよう。そこに25年ぶりに帰ってきた
ジョーと娘パトリシア。故郷ではさっそく歓迎の宴が催されるが、ジョーが一番会わなくては
ならない親友のパディの姿は無かった。

パトリシアが宴の会場で聞いたところによれば、父ジョーにはかつてバンドを組んでいた
親友がいた、ということらしい。父からはそんなことは一言も聴いていないのだ。
次の日、パトリシアは父から、パディの話を聞いた。それによれば、近所に住んでいた
パディは父がいなくなり、母が亡くなったことから、ジョーの家に引き取られ、二人は
実の兄弟以上の仲となり育てられた。

ジョーにはメアリーというガールフレンドがいた。しかし、ジョーはある理由でアメリカに
ある誤解から二人の仲は疎遠になっていた。ジョーはアメリカで女性を見つけ結婚。
パディは紛争に巻き込まれ?片腕を失っていた。そしてメアリーを結婚していたのだ。
ジョーは、パディに謝ろうと彼に会いに出かける。
しかし、誤ってきたのは「婚約者を取ってしまった俺が悪いんだ」と言ってきたパディ
だったのだ。メアリーを放っておいたジョーは、今更真実を言えず、黙っていることに。

つきとおすべき嘘もある、ということだろう。

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by jazzyoba0083 | 2013-03-29 22:30 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)