桐島、部活やめるってよ

●「桐島、部活やめるってよ」
2012 日本 ショウゲート、日テレ 103分
監督:吉田大八
出演:神木隆之介、橋本愛、大後寿々花、東出昌大、清水くるみ、山本美月、松岡茉優ほか
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
日本に帰る飛行機の中で「Argo」に続いて観たiTunesでiPadにダウンロードした作品。
昨年「何者」で直木賞を受賞した若手作家朝井リョウのデビュー作の映画化で日本
アカデミー賞監督、作品など5部門を受賞、面白いという評判を受けて、機内で肩の
凝らない作品を、としてチョイスした。

評価が分かれる作りであろうが、個人的にはまあ面白く観られた。ほぼ全編高校での
高校生らの生活が描かれる。非常に自然体を強調したセリフ回しが特徴で、ドキュメン
タリー風な見方も出来る。カッコよくてバレー部のリベロで活躍する桐島君は登場しない。
彼が部活を辞めるという噂が出て、実際彼がしばらく登校しないという状況の中
ある意味予定調和で進んできた高校生たちの世界にさざ波が立つ、というものだ。

こういう高校生、いるよなあ、と思わせるリアリティが面白いし、同じ時間軸の中で
様々な高校生のパーソナリティを見せていく手法もまた興味深かった。
原作を未読なので作品が何を言いたいのかが分からないけど、青春の素晴らしさ、を
真正面から描いたのではなく、斜めから見たためその雰囲気に嵌らないと良さが見えて
こないかもしれない。ラストシーンがこれでいいのか?と思えるか思えないか。
私は思えなかった口。ただ、高校生らの生き生きとした生活というものを堪能する、という
点では誠に面白くよく出来た映画だ、と思う。
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<ストーリー>
人気作家・朝井リョウのデビュー作にして第22回小説すばる新人賞受賞のベストセラー
連作短編集を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「パーマネント野ばら」の
吉田大八監督で映画化した青春群像ドラマ。
バレー部のエース桐島が突然退部したというニュースに騒然となるとある高校を舞台に、
生徒たちの間に動揺が拡がる中で次第に浮き彫りになっていく学園内の複雑な
人間関係を、“不在の桐島”に振り回される人物それぞれの視点から重層的に
描き出していく。
主演は「遠くの空に消えた」「劇場版 SPEC~天~」の神木隆之介、共演に「告白」の
橋本愛と「女の子ものがたり」の大後寿々花。
 
 金曜日の放課後。バレー部ではキャプテンを務め、成績も優秀な学園の“スター”
桐島が、突然退部したらしいとの噂が校内を駆け巡る。学内ヒエラルキーの頂点に
君臨する桐島を巡って、バレー部の部員はもちろん、同じように“上”に属する生徒たち―
―いつもバスケをしながら親友である桐島の帰りを待つ菊池宏樹たち帰宅部の
イケメン・グループ、桐島の恋人で校内一の美人・梨沙率いる美女グループ―
―にも動揺が拡がる。
さらにその影響は、菊池への秘めたる想いに苦しむ吹奏楽部の沢島亜矢や、
コンクールのための作品製作に奮闘する映画部の前田涼也ら、桐島とは無縁だった
“下”の生徒たちにも及んでいくのだが…。(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2013-04-27 12:30 | 邦画・新作 | Trackback | Comments(0)