南太平洋 South Pacific

●「南太平洋 South Pacific」
1958 アメリカ 20th Century Fox Films,Magna Theatre,South Pacific Enterprises,150min.
監督:ジョシュア・ローガン  作詞・作曲:リチャード・ロジャーズ&オスカー・ハマーシュタイン二世
出演:ミッツィ・ゲイナー、ロッサノ・ブラッツイ、ジョン・カー、ファニタ・ホール他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
大好きな曲の入った大好きな映画である。もう何回目の鑑賞になるだろうか。
先日ハワイを訪問しその余韻に包まれてまた見てしまった次第。個人的
嗜好で評価が甘めになっているのはご勘弁。(苦笑)
「魅惑の宵」「ハッピートーク」などいつ聞いても素敵だ。製作された当時は
まだハワイが米国50番目の州になってから間もなく、南国の異国情緒も
掻き立てられたことだろう。allcinemaにもあるが、映画としては大味では
あり、佳曲とロケーションに恵まれた作品というべきであろう。肝心の
歌のシーンでカラーフィルターを使ってしまい、評価を下げた、といわれる。
ちなみにこの年のオスカーのミュージカル歌曲賞は「恋のてほどき(Gigi)」が
射止めている。

太平洋戦争での南洋の島、看護婦と入植したフランス人、赴任してきた中尉と
現地の娘の二つの恋の行方を描く。まあお話はひねったものでもないのだが、
なにしろ曲と景色がいいのでインターミッションがある長い映画ではあるが
見てしまうのだ。一時代を築いたMGMミュージカルの後を受けた20世紀
フォックスミュージカルの代表作となった。ロジャース&ハマーシュタインは
7年後、大傑作「サウンドオブミュージック」を手掛けることになる。

アメリカが良いも悪いも包み込んで憧れとして光り輝いていた頃の古き良き
映画である。一点だけ嫌いな所は、島の女が中尉に娘を紹介するところが
女衒のようであるところ。
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<ストーリー>
「太平洋戦争の真最中、南太平洋のある島に海兵隊所属のジョセフ・ケーブル
中尉(ジョン・カー)がやって来る。彼には島にいるフランス出身の民間人で、
農園主のエミール・デ・ベック(ロッサノ・ブラッツィ)に会う特別任務があったのだ。

エミールの知人には、海軍の看護婦ネリー・フォーブッシュ(ミッチー・ゲイナー)が
いた。彼は明朗な彼女が好きで、自分が故国で、自由のためにある男を殺したこと
を話す。島には洗濯屋兼よろず屋のビリス、土産物製造業のメリーなどがいて、
島の司令官は海軍大佐ジョージ・ブラケット。近くには活火山を持つバリ・ハイ島が
あり、そこには将校以外の者の上陸が禁じられている。
ケーブル中尉はブラケット大佐に、“鰐命令”を伝達する。その内容は、敵の
輸送船団を攻撃するためある島に監視所を設け、そこに地理にくわしい者を配置
するというもの。それにはエミールが適任だというのだった。大佐は、ネリーを通じて
彼の素性を調査させる。エミール邸での晩餐会の晩、ネリーはエミールからの求婚を
受け、エミールは喜びで大佐の命令には耳もかさなかった。

バリ・ハイ島の祭の日、メリーはケーブル中尉を島に伴い、自分の娘ライアット
(フランス・ニューエン)を紹介。2人はたちまち恋仲になる。一方ネリーは、エミールが
過去に地元の女性と結婚したことがあり、妻は死に、2人の子供がいることを知り、
衝撃を受ける。そしてエミールは軍慰問のショーのあとで、ネリーから結婚を断られる。

その後エミールは軍への協力を引き受け、ケーブル中尉と共に飛行機である島に向かう。
途中で密航したビリスは見つかって敵の襲撃を受けるが、落下傘で海上に降りる。
救命袋に乗ったビリスは安全海域へ逃れ、敵軍攻撃をのんびりと見物する仕末だ。
ケーブル中尉とエミールの活躍で“鰐命令”はみごとに成功するも、ケーブルは戦死、
エミールは行方不明となる。
その頃、エミールへの愛を取り戻したネリーは、子供たちの面倒を見ながらエミールの
帰りを待つ決意をする。そしてついに、エミールは無事に戻ってくるのだった。」
(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2013-05-04 23:30 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)