ファミリー・ツリー The Descendants

●「ファミリー・ツリー The Descendants」
2011 アメリカ Fox Searchlight Pictures,115min.
監督:アレクサンダー・ペイン 原作:カウイ・ハート・ヘミングス「ファミリー・ツリー」
出演:ジョージ・クルーニー、シェリニーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウスほか。
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<2011年度アカデミー賞脚色賞受賞作品>

<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
今年に入ってから観た映画の中では最高に属するものと感じた。何故かタイミングが
合わず先日WOWOWの「W座」で放送されたのでしっかり見せていただいた。

そう、難しく作ってあるのでもないし、ストーリーに意外な展開がわるわけでもない。
しかし、解説中で小山薫堂も指摘していたように、この映画は舞台がハワイであることで
相当救われているし、話が大自然と貿易風の中で浄化されく様子がすごく感じられた。
人間の苦悩が大自然の中に吸収されて癒されていい囲気がとても出ていた。
瀕死の母にかけられたおそらく先祖伝来のハワイアンキルト。母がなくなると、一家は
それをリビングのひざ掛けにしてみんなそこに足をツッコミ、テレビを見ていた。家族が
再生したとところを映像で表現したのだが、これもとても良かった。
そんな結末がよく似合う映画であったと思う。

この高評価は私が無類のハワイ好きであるこも当然加味されていよう。話自体は暗い話なんだ
けど、見ている間も見終わったあとも、むしろ心が暖かくなり、一層ハワイが好きになって
しまった。まあ、綺麗にまとめようとした恨みは無いではない。出てくる人たちも基本は
悪い人は出て来ないし、不良風の子供らは、心の傷をそれそれ負ってはいるが、悪い
人ではないことは見ていてわかる。

それそれが心に難問を(それぞれのステージの)抱えていて、それをぶつけながらも
収束していくのだが、あえて本気の言葉でぶつけ合うのがむしろ清々しい。
私も「暗い映画だよ」とは聞かされていたが、見終わった清々しさにむしろ驚いた。

「雨も降らなければ、虹も出ない」(No Rain,No Rainbow」

主人公のマットはホノルルの不動産系の弁護士。妻リズは23日まえの大型ボート(他人が
操縦)の事故で、植物人間状態。長女アレックスはハワイ島の私立高校生。シドというあまり
冴えないボーイフレンドと付き合っている。末っ子のスコティは最近どうも学校の態度も悪く、
先生からマークされている。父親マットは多忙な中子供たちの面倒を見ている。しかし
自分ではどうしていのか分からなくなっていいた。

ある日、ハワイ島から引き上げさせた長女が「私お母さんの浮気を見た」と父に教える。
父はこのお事を探しにかかる。

植物状態のリズは事前に生命維持装置を外して欲しいという尊厳死を望んでいたので
医師の判断もあり、親友やら親戚を集めて事実を公表、お別れに行って欲しいと頼んだ。
その中に浮気相手のジュリアン・スピアーという男も招待してやろうと、一家揃って
カウアイ島の別荘地で探し始めた

一方マティはカウアイ島の壮大な土地をカメハメハ王の頃から相続していて、信託
責任者として売るかどうするかを決めなくてはならなかった。一族の中には当然
反対者もいる。実はこれまでの経緯で土地を売ろうとしていうた男の義理の弟が
カウアイ島で不動産を営んでいる男であり、そいつこそ妻の浮気相手スピアーズで
あった。

マティ、アレックスとボーフレンドシド、スコティで探しに行き遂に海岸別荘で見つけた。
彼は問つめたが、体の関係であり、自分はリズを愛してはいなかったと、告白。
自分には家族が大切だとも。

やがて親族会議が開かれたが、マティは妻の浮気相手の義理の父が、彼が土地を
売ろうとしていたやつということが分かったのと、自分の苦しい時間を和らげてきた
先祖代々のと土地を売るべきでない、という結論に達し、全員に布告したのだった。

やがて妻の生命維持装置が外され、遺骨は大好きだったホノルル沖に散骨された。

マティ、アレックス、スコティの3人は母が使っていた先祖伝来のハワイアンキルトを
膝に乗せて、三人仲良くテレビを鑑賞するのだった。ここに家族の再生の光景があった。

個人的には娘ふたりと見舞いに来て、マティが先に病室に入り、昏睡の妻に悪口
雑言を浴びせかけるのだが、普段は子供に使っちゃいけないという汚い言葉を
連発するとこにマティの本心がよく現れていた。マティはリズから離婚を言い出される
寸前の状態であることを知ればしるほど、自己嫌悪になっていたことだろう。
つまり自分もどんに妻のことを省みていなかったか、というこだ。
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この映画の詳細は<
こちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2013-05-17 22:50 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)