幸せへのキセキ We Bought a Zoo

●「幸せのキセキ We Bought a Zoo」
2011 アメリカ 20th Century Fox Films.124min.
監督:キャメロン・クロウ 原作:ベンジャミン・ミー
                『幸せへのキセキ 動物園を買った家族の物語』(興陽館刊)
出演:マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリック・フュジット他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
実話をベースにした書籍をキャメロン・クロウが脚本まで手掛けて、才人マット・デイモンと
スカーレット・ヨハンソンを配して、なかなか味な映画を作り上げた。想定は奇想天外だが
進行は割と予定調和なので(まあ実話だから仕方がないかもしれないが)、少々割引
材料。出てくる人がみんないい人なんだな。ひねりが無いというか。動物園を管轄する
「いけず」の農林省の管理官とて、最後には・・・。
まあそういう意味からすれば見ていてホノボノとするし、長男の恋愛、もちろんマットと
スカーレットの恋愛も並行して描かれるので、応援もしたくなるし、勇気ももらえると
いう仕掛けだ。長男のひねくれかたがちょっと中途半端だったな。

ロスで人の勇気を突撃で取材しているベンジャミン・ミー。(マット)は半年前におそらく
病気で最愛の妻を失くし、それ以来人生の迷子になってしまっていた。長男はへそ曲がり
で、退学になっちゃうし、末娘も難しい年頃だ。そこでミーは一念発起。新しい土地に行き
新しい冒険に乗りだそうと決めたのだ。
その結果選んだのが、亡くなった富豪が信託で経営していた動物園。ミーはこれを
買っちゃったわけだ。家族はこの動物園を再開すべく、動物を管理する人々、それと
動物と触れ合いながら人生を学び、家族として再生、亡くなった妻を深く愛していた
あまりに身動きが取れなくなっていたミーもケリー(ヨハンソン)を愛する勇気を得たのだった。

これは家族みんなで見るといいと思う。長男と、動物世話係の少女の「勇気」をめぐる
プロット、管理官フェリスとのプロット、そして7月7日の開園に向けて資金難になった
時に亡くなった妻が貸金庫に入れておいた「冒険資金」。
ミーをそばで支えてくれた会計士の兄の存在。開園時に嵐と思われていた天気も快晴に
なり、折れた巨木で塞がれ道の向こうには、入場を待つ長い客の列が出来ていたのだ。
いい人がこれだけ集まればハートウォーミングドラマが出来ないはずがない。しかも
動物が出ているわけだし!

観終わって暖かい気持ちになれる映画です。 ただ、邦題は落第だな。
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<ストーリー>
「なんの知識もなく、動物園の再建に挑み、最愛の人の死から立ち直った男の姿を描く、
英国人コラムニストの身に起きた実話をベースにしたヒューマンドラマ。
マット・デイモンが子供たちとともに悲しみから立ち直ろうとする父親に扮し、新境地を
見せる。監督は『バニラ・スカイ』のキャメロン・クロウ。

イギリスのコラムニストであるベンジャミン・ミー(マット・デイモン)は、半年前に妻を亡くし、
14歳の息子と7歳になる娘とともにその悲しみから立ち直れないでいた。
悲しみからベンジャミンは仕事を辞め、息子は学校で問題を起こし退学処分になってしまう。
ベンジャミンは心機一転、新天地での再スタートを望み、郊外に家を購入。
その家は、閉鎖中の動物園付きだった。動物園を再建すべく取り組むベンジャミンだが、
素人ゆえわからないことだらけでトラブルが続き、かさんでいく修理費や薬代に頭を抱える。
しかし飼育員たちや動物園を心待ちにしている地域住民、思いもよらぬ亡き妻からの
プレゼントに支えられ、妻とのある約束を果たそうとする――。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2013-07-01 23:30 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)