ホワイトハウス・ダウン White House Down

●「ホワイトハウス・ダウン White House Down」
2013 アメリカ Mythology Entertainment (II),Centropolis ,Iron Horse.132min.
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:チャニング・テイタム、ジェイミー・フォックス、マギー・ギレンホール、ジェイソン・クラーク他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
破天荒もここまで突き抜けるともやは痛快。娯楽に徹しきったエメリッヒの勝ち。
脚本も、たいしたことのないそのあたりに転がっているような既視感有りのもの
だが「ゾディアック」を書いたジェームズ・バンダービルドの筆なので、ちゃんと
まとまってはいる。
なんか「水戸黄門」と「第七騎兵隊」を見ているような男の子映画で、正義は勝つし
親子は厚い愛情で結ばれ、危ない時にちゃんと出てくる人は出てくる。
ハラハラドキドキながらもどこか安心してみていられるエンターテインメントだ。
個人的には先日酷評してしまった「ワールド・ウォーZ」の10倍面白かった。

そりゃ、ツッコミどころも満載でしてね。だいたい身元の確かでない一団が大統領の
公邸にやすやすと入れますかいね??(苦笑) それ以外は主人公が強すぎる
ことかな。(苦笑×2)あ、娘も冷静すぎかも。(苦笑×3) 悪党の仲間割れも
ありがちな展開。
でも、そういうのが全て許せてしまう痛快さ。VFXばりばりだし陸海空軍・海兵隊
全面協力、戦闘機は出てくる、潜水艦は出てくる、戦車は出てくるで、もう男の子、
たまらんですよ!本物のホワイトハウスは見てませんが、出てくる武器も含め
映像はよく出来てました。

ストーリーですか?まああまり聞かんといてください。身内に悪い奴が2段重ねで
いるんですけどね。正規のSPでない議会警察官が騒動に巻き込まれる、家族も
巻き込まれる、などなどどこかで見たような設定もあるんですが、全体の迫力が
それらを許してしまいます。ドンパチもここまで徹底すると本物、という証でしょう。
好きだなあ、こういうの。
前に見た同じホワイトハウス奪還物より数段に面白かったです。
あ、ラストで娘がホワイトハウスの庭で大統領旗を振るのですが、それにはちゃんと
伏線がありますよ。

チャニング・テイタム、さらに体を鍛えて、なかなか頑張ってましたね。娘役が
男で言うところの「とっちゃんぼうや」みたいで今一でしたが。マギー・ギレンホールは
こういう役どころはハマりますねえ。
2時間12分、前半がちょっとタルいけどノンストップで楽しめます。シネコンの客も
わかっていると見えて、ブラピの作品よりはるかにいい入りでしたよ。
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<ストーリー>
「「インデペンデンス・デイ」「2012」のローランド・エメリッヒ監督がテロリストに占拠
されたホワイトハウスを舞台に贈るサスペンス・アクション大作。
「G.I.ジョー」「21ジャンプストリート」のチャニング・テイタム扮する議会警察官が、
娘を連れて見学に訪れたホワイトハウスで謎の武装集団の襲撃現場に遭遇、命を
狙われた大統領を守って八面六臂の活躍を繰り広げるさまを迫力のアクション満載に描く。
共演はジェイミー・フォックス、マギー・ジレンホール、ジェームズ・ウッズ、ジョーイ・キング。
 
議会警察官のジョン・ケイルは、娘エミリーが憧れるジェームズ・ソイヤー大統領の
シークレットサービスになるべく面接に臨むも不採用に。しかしエミリーの悲しむ顔を
見たくないケイルは、一緒にホワイトハウスの見学ツアーに参加する。ところがその時、
突然の大爆発とともに謎の武装集団が乱入し、ホワイトハウスを占拠するのだった。

この大混乱の中でエミリーと離ればなれとなってしまったケイル。娘を助け出したい一心の
彼は、やがてソイヤー大統領の窮地を救うと、2人で協力しながらテロリストたちに立ち
向かっていくのだが…。」(allcinema)

大統領警護隊隊長(ジェームズ・ウッズ=年取りましたねえ)が第一の黒幕。
彼の手引きでテロリストがホワイトハウスにラクラクと入れたらしい。彼は大統領の
秘密作戦で息子が戦死し、それを恨みに思っているらしいが、実は核を我が手にして、
中東の主要都市を核攻撃して、中東を殲滅、中東を舞台にした戦争を終わりにしたいという
腹積もり。しかし、よく考えてみたまえ、中東を殲滅した恨みはどこへ向かうと思うよ。
憎しみの連鎖しかうまないだろうに。そのあたり、ツッコミどころです。(苦笑)

そのまた背後にいた下院議長は金で動いていたらしいのだが、そのあたり薄っぺらい
ストーリーだなあ。ま、ストーリーはいいや、画面の華々しさを堪能して十分な作品です。

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by jazzyoba0083 | 2013-08-19 16:10 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)