ラブ アンド ウォー In Love and War

●「ラブ アンド ウォー In Love and War」
1996 アメリカ Dimitri Villard Productions,New Line Cinema.116min.
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:サンドラ・ブロック、クリス・オドネル、マッケンジー・アスティン、エミリオ・ボヌッチ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
監督と主演女優の名前に惹かれて鑑賞。★は6、5といったところか。
ヘミングウェイの「武器よさらば」のモデルとなった女性のお話を彼の友人が綴った
ものを脚色して映画化したもの。もとよりラブストーリーだが、アメリカの評価ほど
辛めには見なかった。最後、女性が可愛そうだった。私なら許してあげるけどなあ。
それほどヘミングウェイの彼女に対する愛は深く、逆に裏切られた気持ちの傷も
深かったということか。
第一次大戦のイタリア戦線に従軍した若きヘミングウェイが、友人を助けようとして
足に大怪我を負い、病院に収容され、そこでアメリカ赤十字からの応援部隊として
来ていた看護婦アグネスにたちまち恋に落ちていくのだった。ただ年の差があり
アグネスはまともにヘミングウェイのことを見ない。「ボーイ」と呼んだりする。

一方病院の外科医師もアグネスに惹かれる。アグネスはヘミングウェイに傾く
恋心を抑え医師のデートにも応じていく。若いヘミングウェイの強引な恋と
大人な医師の恋では、はるかに居心地は医師のほうがいい。しかしヘミングウェイの
一途な若く力強い愛情もまた無視できなかったのだ。やがてアグネスはヘミングウェイと
体の関係を持つまでになるが、お互いに違う戦地に転進となり、アグネスは作家への思いを
断ち切るように医師からのプロポーズに応ずるのだった。

やがて戦争は終わり、ヘミングウェイはアメリカに帰るが、アグネスは赤十字のために
残る、と二人は決定的な別れとなり、作家はアグネスが医師と結婚したことを知り
深く傷つき、アメリカの山荘に引きこもる。

やがてヘミングウェイへの愛情をやはり忘れられなかったアグネスは離婚し、作家の
元に許しを乞いに訪れ、復縁を口にするが、ヘミングウェイは許さなかった。アグネスは
寂しく去っていったのだ。

だいたい見た人の多くはアグネスに同情するだろう。が、結婚の約束までしていて
裏切ったアグネスをヘミングウェイは許すことは出来なかった。それだけ純粋でひたむきな
愛情だったということだ。 またアグネスが抱えていた大人な感情も理解できなかったのだろう。
戦地という特殊な環境も考慮する必要もあるかもしれない。
今の時代なら8歳の年の差なんてへでもないんだけどねえ。時代と戦争に泣かされたか。
結局寂しい女となってしまったサンドラ・ブロック、荒々しくも純粋で力強い若き作家の
クリス・オドネル、二人共良かった。ヘミングウェイって晩年の写真でしか知らないが、
この映画で出てきた若い日の姿は結構イケメンだったのね。
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<ストーリー>
「1918年、第1次大戦末期のヨーロッパ。隣国オーストリアに苦戦するイタリアに、
アメリカ赤十字社からの救援軍が到着した。その中に看護婦アグネス(サンドラ・ブロック)も
いた。
同じ頃、小説家志望の18歳の新米記者アーネスト・ヘミングウェイ(クリス・オドネル)は、
傷病兵運搬車の運転手としてイタリアに渡っていた。血気盛んなアーネストは着任早々、
爆弾の砲火を浴びる。自らの危険も省みず瀕死の少年兵を応急治療施設に運び、自分も
赤十字病院に担ぎ込まれる。
そこで彼は、アグネスと出会った。致命的な傷を膝に負ったアーネストは、自分の足が
切断されるのではないかと恐れたたが、「足が治ったら私がダンスを教えてあげるわ」と
言うアグネスの言葉に励まされて手術に臨む。

アーネストは8歳年上のアグネスに恋するが、彼と同室の友人ヘンリー(マッケンジー・
アスティン)も、密かに彼女に憧れていた。アーネストはリハビリを続けながらアグネスへの
思いを募らせ、彼女もまたいつしか彼にひかれていた。
だが、今の彼女には患者と看護婦という立場を最優先しなければならず、迷いを断ち切る
ため、彼女は誠実なイタリア人外科医ドメニコ(エミリオ・ボヌッチ)と交際を始めようとする。」
(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2013-08-21 23:15 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)