ギター弾きの恋 Sweet and Lowdown

●「ギター弾きの恋 Sweet and Lowdown」
1999 アメリカ Sweetland Films,Magnolia Productions.95min.
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ショーン・ペン、サマンサ・モートン、ユマ・サーマン、ウディ・アレン他
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<評価:★★★★★★★★★☆>
<感想>
ジャズ大好きな映画見としての評価ですので・・。ウディ・アレン、好きな
作品は多いけど、上から3つに入るくらい好きな作品だ。これ、ジャズ好きを
もって任じる私ですらすっかり騙されたから、ほとんどの人が騙されたんじゃ
ないかな。だって本物の高名なジャズ評論家ナット・ヘントフを出して喋らせ
ているんだもの。道理でエンドロールで主人公の演奏がクレジットされない
はずだよ!! それにしてもショーン・ペンの指の動き、なかなかよく真似て
いましたね。ま、そんなことより彼の演技が抜群であったことのほうが大事
なんだけど。

天才で我儘でケチで盗癖があって女好きで・・という破滅型ジャズギター
プレイヤーの恋物語。邦題もこれしかないじゃん、とは思うけどいいな。
ジャンゴ・ラインハルトの前で2回失神、自分は世界で2番目のギター弾きで
一番はジャンゴ、なんて設定もウディならではでニヤリとしてしまう!

しかし、ウディ・アレンという人の作家としての能力にはほんとに敬服する。
これだけの話をいつものことながら1時間半強で収めちゃうんだもの。
テンポも物語性も良くできている。そしてまた全編音楽がいいし・・・。
個人的にはいうことのない作品。できればずっと騙されていたかったな。

「小さい方の女」で口が聞けない恋人を演じたサマンサ・モートン、儚げで
良かったなあ。逆にでかいユマ・サーマンも、対照的な存在として良かった。
でもショーン・ペンに尽きる。
おそらくブルーレイ買っちゃいそう。
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<ストーリー>
「1930年代、シカゴ。派手で目立ちたがり屋のエメット・レイ(ショーン・ペン)は、
才能あふれるジプシージャズのギタリスト。音楽に身を捧げる一方で、娼婦の
元締めをするなど裏社会でも顔のきく破滅的な人生を送っていた。

女遊びも激しい彼だったが、ニュージャージーの浜辺でナンパした口のきけない
娘ハッティ(サマンサ・モートン)と出会って以来、2人は付き合うようになる。
しかし、やがてエメットは上流階級の美女ブランチ(ユマ・サーマン)に惚れ、ハッティと
別れてブランチと衝動的に結婚してしまう。
だが派手好きな2人の夫婦関係は破局が目に見えており、案の定、ブランチは
ジャズ・クラブの用心棒アル(アンソニー・ラパグリア)との不倫に溺れてゆく。
裏切りと失意の中で空虚な日々を送るエメットは、やっと本心に目覚め、自分に
本当に必要だったハッティを求めて再びニュージャージーを訪ねるが、彼女はすでに
他の男と結婚していたのだ」(Movie Walker)

ハッティを捨ててしまった自分の馬鹿さ加減に嫌気がさしてギターを電柱にぶつけて
壊すところなど、悲恋の味にジーンときた。

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by jazzyoba0083 | 2013-08-26 22:50 | 洋画=か行 | Comments(0)