我らの生活 La nostra vita

●「我らの生活 La nostra vita」
2010 イタリア Cattleya 98min.
監督・脚本:ダニエル・ルケッティ
出演:エリオ・ジェルマーノ、イザベラ・ラゴネーゼ、ラウル・ボヴァ、ステファニア・モントーシ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆> 
そうたくさんイタリア映画を観ているわけではないが、主題の置き方、ストーリーの展開、
(プロットの行ったり来たり)、カメラワーク、それらが個人的には「イタリア映画らしいなあ」と
感じた。どこが?と問われると答えに窮するが、普通の生活を淡々と(トラブルもあるが)
描くことの中で、人生、幸せ、などを提示していく手法がそうなのかもしれない。
「普通の生活」の中の「人々の幸せや悲しみ」をそうドラマチックでなく描いていくという。

で、本作もビル工事現場監督の主人公が、3人目を出産した妻を産褥かなにかで失い、
男手ひとつで3人の男の子とともに必死に生きていく様を描く。
現場でエレベータホールに転落して死亡した警備員の息子を引き取り(そうとうのバカ
息子)彼をしつけつつ、子供を車いすの友人にあずけ、必死に工事現場での仕事に
打ち込む。しかし、作業員は不正入国のポーランド人ジプシーだったりするので
トラブルは絶えず、しかも、ビルの工事元受から一棟丸ごとの買い取り、完成を急ぐ。
しかsり相変わらずトラブルは絶えず、支払う金も困窮するようになる・・・。
しかしそういう時に暖かいのが家族親族友人たち。彼らの暖かい善意にも助けられ
ビルは完成していく。

しかし一流の工事人たちが仕事には入ると事態は次第に好転の兆しを見せ始め・・・

観方によってはそれがどうした、ということになってしまいもするようだが、しかしどこか
独特の雰囲気を持っていて、ラストでは、良かったなあ、と主人公に声をかけたくなる。
それがイタリア映画の魅力なんだろうか。

俳優は知らない人ばかりだったが、それがまた普通の生活を垣間見る構成に役にたった
と感じた。
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<ストーリー>
「ローマ近郊の建設現場で働くクラウディオ(エリオ・ジェルマーノ)は、3人目の子どもを
妊娠中の妻と2人の子どもに囲まれ、愛情あふれる幸せな生活を送っていた。
しかし、間もなく出産というある日、妻が事故で亡くなってしまう。
これによって、質素で幸せな生活が滅茶苦茶になったことに腹を立てたクラウディオは、
身に降りかかった不条理な出来事に立ち向かうことを決意。
2人の子どもたちの笑い声、そして友人や家族の愛と支えに助けられ、クラウディオは
この圧倒的に不利な状況を克服してゆく」(Movie Walker)


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by jazzyoba0083 | 2013-09-14 23:10 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)