プリズナー Take

●「プリズナー Take」
2007 アメリカ Crossing Paths,Telos Films.98min.
監督:チャールズ・オリヴァー<日本劇場未公開>
出演:ジェレミー・レナー、ミニー・ドライヴァー、ボビー・コールマン、アダム・ロドリゲス他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
「ハートロッカー」でブレイクする前のジェレミー・レナー主演で、エンドロール前に
字幕で説明されるが、受刑者と被害者との面会についての効果を謳っていたが、
この映画はそういうことを言いたかったのかな?死刑囚じゃ、面会して心が変わった
ところで死んでしまうわけだし、逆に残酷じゃないか?と思った。
カットバックで死刑執行シーンとそこに行く息子を殺された被害者アナ。そして
事件当時の映像が映し出されるのだが、時制がこんがらがりやすい。

もともとチンピラだったソール(ジェレミー)が賭けで失った2000ドルを返せないので、
コンビニに強盗に入り、たまたま居合わせたアナ(ミニー)の息子を拉致し、逃走中に
スピードを出し過ぎて高架からクルマごと落下、ソールは助かって逃げたが、
トランクに押し込められていた息子は死んでしまった。ソールはその前にコンビニの
店員も一人射殺しているので、捕まって死刑が確定したわけだ。

で、薬物投与による死刑執行日、立ち合いに来るアナと、ソールがそれぞれ犯行当時の
ことを思い出す。面会は果たされ、ソールの死刑は執行されるのだが、だから
それがどうだというの?という感じだ。何が言いたかったのだろう??
アナの息子が障害者であったのは何か含みがあったのか?ソールのメタファーか?
ミニー・ドライバーがヒステリックで嫌だったな。もともと好きな顔じゃないけど。

<ストーリー>
「死刑囚の男と彼が起こした犯罪の被害者遺族である女性の現在と過去を交錯させ
ながら事件の経緯を描く。

死刑囚ソールは刑の執行を前に自分の罪を悔い、死を受け入れているが、自分の
犯行を止めずに人を死なせた神を一切信じない。逮捕前、貧しい育ちのソールは持病を
持つ父を抱えながらも、ギャンブルで借金を抱えていた。借金返済のため勤め先の
貸し倉庫から客の持ち物を盗んだためにクビになったソールは、友人の「真面目に働け」
との言葉を無視し、自動車泥棒を働こうとするが失敗、車の持ち主に暴行を受けてしまう。
返済期日が迫る中、追いつめられたソールは発作的にスーパーで強盗を働き、もみ合い
になった店員を射殺してしまう。

一方アナは、学校に見放されたADHDの幼い息子ジェシーに自宅教育をするため、
新たな仕事を探していた。ある日、ジェシーとともに入ったスーパーで、アナはソールに
よる強盗殺人事件に遭遇し、トイレから出て来たジェシーがソールの人質となって連れ
去られてしまう。ソールは車のトランクにジェシーを押し込んで逃亡するが、途中で車が
事故を起こし、高架から転落する。
ソールは無事だったが、トランクの中でジェシーは大怪我を負う。はじめはジェシーを
助け出そうとしたソールだったが警察が迫って来ると、ジェシーを放置して逃げ出して
しまう。警察がアナを連れて辿り着いた時には既にジェシーは亡くなっていた。

アナはソールに面会するために刑務所にやって来る。刑務所側は面会はできない、
しない方がいいと言って拒否するが、実際には違法ではないため、結局面会を許可する。
ソールとアナは互いに相手の人生がどのようなものだったのかを想像していたと語る。
深く詫びるソールにアナは「あなたを許す。許さなければ」と告げて部屋を出て行く。
ソールは泣き崩れる。そしてその日、ソールの死刑が執行される。

被害者と加害者の面会は基本的には許可されていない。その一方で、両者の面会を
奨励することで、加害者に自らの犯した罪を直視させ、及ぼした影響を真に理解させる
ことで反省を促すプログラム「修復的司法」が国際的に行なわれて来ている。
1年間で釈放された700,000人の囚人のうち、50%以上が3年以内に再収監されるが、
「修復的司法」を実施した刑務所では8%にまで減少している。」(Wikipedia)
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by jazzyoba0083 | 2013-10-04 23:00 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)