シャドー・チェイサー The Cold Light of Day

●「シャドー・チェイサー The Cold Light of Day」
2012 アメリカ Summit Entertainment,Intepid Pictures.93min.
監督:マブルク・エル・メクリ
出演:ヘンリー・カヴィル、ブルース・ウィリス、シガーニー・ウィーヴァー、ヴェロニカ・エチェーギ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
邦題も安っぽいけど、原題も何だかよく分からん。ブルース・ウィリスもシガーニー・
ウィーヴァーも、B級映画に出るようになっちゃったのねえ。このところ、二人とも
こんなのばっかりじゃない?でも、主演のヘンリー君は「マン・オブ・スティール」で
新スーパーマンに抜擢されたので、今キャスティングをみると一見豪華。

アメリカの評価はエラく低いけど、まあ1時間半そこそこでまとめた活劇としては
そこそこだと思いますよ。ご都合主義もあり、突っ込みどころもいろいろあるけど。

個人的にはモサドから秘密を奪ったヘンリー君のオヤジ(ブルース)が、なぜ
オヤジの同僚であるボス(シガーニー)に罪をかぶされて、家族ともども消されなくちゃ
ならなかったのか?結局ヘンリー君を救い秘密(鞄)を奪い返したモサドの関係は?

つまりブルースは、偽の情報をつかまされて、モサドから秘密の鞄を盗んだ。
上司のシガーニーは彼を利用してこれをテロリストに渡し金を得ようとした。
そして、モサドから秘密の鞄を盗んだ犯行をすべてブルースの裏切りとして
片付けようとした。ところが、怒ったモサドはブルースの家族を拉致し、鞄を
返せ、と主張した。・・・鞄を盗んだブルースは鞄をどこに隠したんだっけ?
・・・・などなど、本来難しいストーリーではないはずなのに、話が見えづらくなった。

ドンパチやカーアクションはなかなか見ごたえがある。それが見どころかな。
気楽に見てね、といいたいけれど、ストーリーがなあ、分かりづらい。

ヘンリー君、良かったんじゃないですか?小さい会社の社長の割には活躍が
見事なのはまあお約束ということで。ブルースは結構早目に死んじゃうんだけど
ラストあたりに登場しちゃうんじゃないかな、と期待するけど、それはなかった。
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<ストーリー>
「休暇を過ごす家族に会うためにスペインの空港に降り立ったアメリカ人青年
ウィル・ショー(ヘンリー・カヴィル)。トラブル続きの仕事を放り出してきた彼の顔には、
疲れの色が色濃く滲んでいた。
迎えに来たのは、大使館関係の仕事をしている厳格な父マーティン(ブルース・ウィリス)。
だが、2人の関係は長年うまく行っていなかった。母ローリー(キャロライン・グッドオール)、
弟ジョシュ(ラフィ・ガヴロン)、その恋人ダラ(エマ・ハミルトン)と合流したウィルだったが、
一家揃ってのディナー中、自分の会社が破産したという電話を受け、ショックからその場の
雰囲気を台無しにしてしまう。

翌日、気まずくなって外出したウィルが戻ると、家族のクルーザーは何者かによって
荒らされ、全員が失踪。警察に捜索を依頼したウィルは、なぜか警官たちの襲撃を受けて
しまう。その窮地を救ったのはマーティンだった。
家族全員が武装集団に連れ去られたと語るマーティンは、自分がCIAの工作員であることを
告白。驚くウィルをよそに、CIAの同僚ジーン・キャラック(シガーニー・ウィーヴァー)と
マドリードで合流して協力を要請する。
犯人に関して、“ブリーフケースを奪われた連中だ。24時間以内に返さないと家族が殺される”
という2人の会話をウィルが耳にした次の瞬間、マーティンが何者かに狙撃されて死亡。
ウィルは、父の拳銃と携帯電話を手に無我夢中で走り出す。必死の逃避行の末、アメリカ
大使館に駆け込むが、家族が拉致されたという彼の訴えを職員は取り合わず、反対に警官
殺しの容疑を掛けられてしまう。その場から逃走したウィルに、やがて犯人から電話が。

“ブリーフケースか、家族の命のどちらかだ。午後6時に太陽の門に来い”。だが、ウィルには
まったく事情が理解できない。マーティンが巻き込まれた陰謀とは一体何なのか?正体不明の
犯人が要求するブリーフケースとは何なのか……?」(Movie Walk)

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by jazzyoba0083 | 2013-10-22 22:55 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)