ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)

●ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ) I Don't Know How She Does It」
2011 アメリカ Weinstein Company.90min.
監督:ダグラス・マクグラス
出演:サラ・ジェシカ・パーカー、ピーアス・ブロスナン、グレッグ・ギニア他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>
重い映画を観続けると、たまにこういうライトなラブコメを観たくなる。いわば心の
清涼剤。映画に求めるものが違うので、ダメな出来だ、ということなく、まあ
突っ込みどころや、辟易感はあるが、90分の肩の凝らない、ボケーと観られる
娯楽作としては決して嫌いではない。テレビドラマを見ているような感じ。
ただ、サラ・ジェシカ・パーカーという人の馬面はどうも好きになれないのだが・・・。

やり手のファンドマネージャー、夫は独立したばかりの設計士。小さい子供が2人。
家庭も仕事も両立する、という固い意志で日々を送る。夫の理解もあるが、出張が
多い母親に対し、上のお姉ちゃんがどうも反発しているようだ。夫のイライラも
次第に募ってくる。
そして、プレゼンに成功した大プロジェクトの同僚のピアース・ブロスナン。
プロジェクトに成功し、ブロスナンは奥さんを亡くしていて、サラにアプローチをして
来るがそれは上手くかわし、一度はくじけそうになるが、会社の理解もあって
仕事を続け、子育ても手を抜かないとさらに頑張るサラであった・・。てな塩梅なん
だが、それにいろんな味付けがあるのだ。特に子供なんかいらない、と言っていた
サラの助手の心の変化が面白かった。(まあ取って付けたようなことだけど)
エンドでのブロスナンと親友の結婚は、これもとってつけたようなことだけどまあ
ハッピーエンドで良かったじゃないの?
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<ストーリー>
「ケイト・レディ(サラ・ジェシカ・パーカー)は、最近独立を果たした建築士の夫・
リチャード(グレッグ・キニア)と、6歳のエミリーと息子・ベンという2人のかわいらしい
子供に恵まれ、ニューヨークに拠点を置く投資会社のボストン支社で大好きなファンド
マネジャーという職業に就いている。

妻・母・キャリアウーマンという3つの役割を巧みにこなし、非常に忙しい日々を送って
いたが、他の専業主婦の母親たちと同じように学校行事や課外活動にも参加し、
どうやったらそんな風にできるのかと周囲を驚かせる。それに最高の笑顔で応えるケイト
だったが、同じく働くママである親友のアリソン(クリスティナ・ヘンドリックス)は、
皮肉っぽく眉をあげる。実際ケイトは、尽きることのない“やることリスト”のために、
最後にぐっすり眠ったのがいつだったかも覚えていない。
ときには子供の朝食を自分の服に付けて出社し、子供恐怖症で仕事中毒の後輩・
モモ(オリヴィア・マン)をぞっとさせることもある。しかし、男性社員の前では、家庭の
話は一切語らない。
夫と2人きりの夕食はレンジで温めるだけのケイトだが、エミリーの幼稚園のバザーの
ためには、買ってきたパイを皿に盛って、手作り風に見せるのだった。ケイトの新しい
投資ファンドに関する提案が、ニューヨーク本社の責任者であるジャック・アベルハンマー
(ピアース・ブロスナン)から高い評価を受ける。ケイトはジャックと詳細を詰めるために
ニューヨークへ出張し、今まで以上に多くの時間を仕事に費やさなければならなくなる。
一方、リチャードも独立後、初めての大きな契約を手にする。ケイトは仕事と家庭を
両立するために、危うい綱渡りを始める……。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2013-10-24 22:30 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)