2013年 10月 16日
X MEN2 X 2
2003 アメリカ 20th Century Fox Films,Marvel Enterpises.104min.
監督:ブライアン・シンガー
出演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュアート、イアン・マッケラン、ファムケ・ヤンセン、ハリー・ベリー他
<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
順番がバラバラで見ているこのシリーズ、間に「ウルヴァリン」などもあって、話が
あっちに行ったりこっちに来たり。しかし、もう2から10年が経つわけだ。
結局2がシリーズで一番最後に観る作品となってしまった。公開当時評価が高かった
作品なんだなあ。マーベル作品は好きなんだが、もう少し早くに観ておけばまだ感想は
違ったかもしれない。なんか間が抜けてしまった感じだなあ。これは映画に責任はないの
だけれど。
ミュータント対人間、ミュータント対悪ミュータントという構造、また人間がミュータントに
規制をはめようとする動きなどは1から続くのだが、新しいキャラも登場し、新しい超能力を
発揮する。エグゼビアとマグニートーとの高層にストライカーというアンチミュータントの親玉
みたいなのも現れる。 超能力はアメコミの基本であるから、これだけいろいろと揃うと
楽しくなるのはアメリカ人じゃなくても同じこと。
「アヴェンジャーズ」がヒットするのも分るっていうものだ。長いシリーズとなりスピンアウトの
作品も出来るので根強いファンを獲得しているということだろうな。
マーヴェル作品を見る時の作法としては、漫画を見るというスタンスで肩の力を抜いて
エンターテインメントの世界を堪能する、というのは私がたびたび主張しているところだが、
いたずらに長い時間を取らなかった上映時間といい、世間のウサを忘れるの(この手の
映画の好きな人には)たまらない作品であろう。
<ストーリー>
「自由の女神像におけるX-MENとブラザーフッドの戦いから間もないころ、ホワイトハウスの
室内観光に紛れ、瞬間移動能力を有したミュータント「ナイトクロウラー」がホワイトハウス内の
ガードマンをなぎ倒し、大統領を殺害しようとした事件が発生する。
この事件を知ったX-MENのリーダー、チャールズ・エグゼビア(プロフェッサーX)はメンバーの
ジーン・グレイとオロロ・マンロー(ストーム)を召集しナイトクロウラーの捜索を命じた。
そのころアメリカ政府は対ミュータント対策本部顧問のウィリアム・ストライカーを招集し、
ストライカーの指揮の元、ナイトクロウラーを匿っていると思われるX-MENの本拠地
「恵まれし子らの学園」にいるミュータント全員の摘発作戦を実行しようとしていた。
ストライカーはまず、特殊な牢屋に収容されているマグニートーに面会しにやってきた
エグゼビアと護衛のスコット・サマーズ(サイクロップス)を自身の用心棒で秘書をしている
ミュータントのデスストライクを使って拘束する。
一方エグゼビアの情報を元にアルカリ湖に向かい、記憶を取り戻す手がかりを探していた
ローガン(ウルヴァリン)が長い旅路を経て学園に帰還するも、その夜にストライカーの部隊に
よる学園を襲撃を受ける。数人の生徒が拘束される中、ローガンは辛くも生徒であるローグ、
アイスマン、パイロの3人と共に脱出、同時期にマグニートーも部下のミスティークの協力で
脱走に成功する。
その後ローガン達はナイトクロウラーを発見したジーンらと合流し、ストライカーの本拠地に
連行されたエグゼビア達の救出を決断、その途中でストライカー打倒を目的として行動を
再開させたマグニートーとミスティークと合流、ストライカーが根城にしているアルカリ湖の
ダムを目指した。
ストライカーの目的は拘束したエグゼビアの能力を利用し、彼が開発した増幅装置
「セレブロ」と瓜2つの「ダーク・セレブロ」を使って全世界にいるミュータントを根絶する事で
あった。
そしてマグニートーもまた、X-MENに協力するふりをしてエグゼビアとダーク・セレブロを
使いミュータント以外の人間を一掃しようとたくらんでいた。
そんな中、ローガン達はエグゼビアを救出しアルカリ湖のダムから脱出する事に成功する。
しかし、脱出する際、戦闘機が故障し離陸できなくなってしまう。
ダムが決壊し濁流にのみ込まれそうになったとき、ジーンが強力な念力を発揮し濁流をせき
止め、戦闘機を浮遊させた。
そして、戦闘機の操作系が回復した時、ジーンは力尽き濁流にのみ込まれ消息不明に
なってしまうのだった。」(Wikipedia)
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