三つ数えろ The Big Sleep

●「三つ数えろ The Big Sleep」
1946 アメリカ Warner Bors.Pictures.110min.
監督・製作:ハワード・ホークス
出演:ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ジョン・リッジリー、マーサ・ヴィッカーズ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
レイモンド・チャンドラーの小説「大いなる眠り」を基にウィアム・フォークナーらが脚本を書き
名優ボギーと名花(ボギーの奥方でもあった)ローレン・バコールを配し仕上げたWBを代表する
フィリップ・マーロウの「ハードボイルド」映画の古典。

いまさら私がなんのかんのと言う前に評価が定まってしまっているので、お前は★7つとは
どういう頭をしとるんだ、と言われてしまうかもしないけど、私にはどうも今ひとつだった。
何度寝落ちしたことか。しかも110分なのに。

要するに、複雑なプロット、字幕をたくさん読まなくてはいけない状況説明セリフ、が
要因である。筋書きがわからなくても何となくハードボイルと映画としてカッコイイとか
これは女の映画である、とか色々と言われるがどれもそうだと思う。

確かにボギーはカッコイイし、更にバコールの三白眼も妖しいクールな美しさは認めざるを
えない。
また出てくる女性がタクシー運転手を含めすべて美しいのも確かだ。
さらに計算されたハワード監督の画作りも素晴らしいだろう。
チャンドラーの小説は未読だが、おそらくストーリーを理解しようとしその面白さに
浸りたいのなら小説を読めばいいのだろう。本作はボギーとバコールらの美女らの
銀幕の祭典を味わえばいいのだろう。私はそいういう意味から★7つを付けた。

しかし、作りがどうしても時代を感じてしまうし、音楽の付け方、パンチ一つで伸びて
しまうヤクザ、撃たれても血が出ない、などまあ大河内伝次郎や東千代之介時代の
時代劇もかくやな時代なんだな。 
まあ、名作を名作として見切ってない、と指摘されるとすれば、甘んじて受けなくては
なるまい。

この邦題はみなさん指摘されるとおり、邦題の傑作ベストスリーにノミネートされる良い
出来だ。
この映画のストーリーはこちらのviva cinemaさんのブログが詳しく参考になりますのでご紹介しておきます。
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by jazzyoba0083 | 2014-01-16 23:20 | 洋画=ま行 | Comments(0)