テッド Ted

●「テッド Ted 」
2012 アメリカ Universal Pictures,Media Rights Capital.106min.
監督・製作・原案・脚本・声: セス・マクファーレン
出演:マイケル・ウォルバーグ、ミラ・クニス、ジョエル・マクヘイル、ジョヴァンニ・リビシ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
昨年のオスカー受賞会場で、いいネタを提供していた映画。まあ、お下劣というか、
下ネタ満載というか、日本では作れない類の映画というか。
才人、セス・マクファーレンがクマの声までやってしまったという大人のための童話みたいな
ものなのだが、何せテッドのキャラクターが物凄いので、圧倒される。可愛いクマ(まあ、不良
中年クマなんだけど)とやっている事のギャップがたまらんのだな。日本ではピンとこない
人種や職種に関わる際どいジョークもアメリカだから許される。
子供のままに大人に名ちゃったウォルバーグと、不良ダメ中年ぬいぐるみに成り果てた
テッドの、それぞれの自分探しの旅っていう風情。まあラストでもテッドの性格は変わって
なさそうだけど・・・。

お下劣系が相棒な映画は、スティーヴ・カレルなどの映画には見られたことだが、これを
可愛いクマのぬいぐるみにして、人を食ったヒールっぽいキャラクターに仕立て上げたこと
(だけが、CGと相まって)がこの映画の最大のポイントだ。ウォルバーグとの取っ組み合いは
なかなか見ごたえがあったけど。ストーリー展開そのものは割とありがちだし、誘拐されてしまう、
バラバラになる、蘇生する、ハッピーエンドなんて展開も先が読める。だが、愛すべきテッドの
キャラクターで、ホントにお下劣で目も当てられない映画にはならず、むしろ、普段我々が
出来ないことをクマが堂々とやっていることに快哉を叫びたくもなるのだ。

しゃべるクマ、テッドの存在をアメリカ全土が認めている状況で展開される物語だので、
クマがそこまでやるか?とか、クマから卒業できない馬鹿男をミラ・クニスが好きで
い続ける訳がない、などの突っ込みは一切やらないこと。そういう楽しみ方をする映画
じゃないんだから。おバカとブラックをとことん楽しんじゃう、アメリカンな作品であります!
フラッシュ・ゴードンや、なぜかノラ・ジョーンズの登場なんかも、おバカさ加減をドライブさせて
いてセス・マクファーレンワールド全開である。
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<ストーリー>
「1985年、ボストン郊外。誰にも相手にされない孤独な少年・ジョンは、クリスマス
プレゼントでもらった唯一の話し相手であるテディベアと、本当の友人になれるよう天に
祈りを捧げる。
翌朝、ジョンの祈りは通じ、魂が宿ったテディベア“テッド”はジョンに「一生親友だよ」と約束
する。しかし、やがて奇跡は日常となり、少年は大人へと成長する……。

それから27年。ジョン(マーク・ウォールバーグ)はいつまでも青春時代から脱却できない
ダメ男に成長、テッドも見た目は可愛いテディベアのままだが中身だけが成長し、いまや
下品なジョークと女の事で頭がいっぱいの中年テディベアに成り下がっていた。

少年時代の約束通り、親友として今日も自宅ソファーで自堕落で低モラルな毎日を送る
ジョンとテッド。そんな中、ジョンは4年間付き合っている彼女ローリー(ミラ・クニス)から、
自分かテッドのどちらかを選ぶよう迫られ、テッドから自立することを決意するが……。」
(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2014-01-26 12:38 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)