Life! The Secret Life of Walter Mitty

●「Life! The Secret Life of Walter Mitty」
2013 アメリカ 20th Century Fox,Samuel Goldwyn Films,Red Hour Films.114min.
監督・製作:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー、クリスティン・ウィグ、アダム・スコット、キャスリン・ハーン、シャーリー・マクレーン
    ショーン・ペン他
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<評価:★★★★★★★★☆☆>
<感想>
オスカーを賑わしたような超話題作ではないが、見終わって心地の良い佳作だ。
ラストをお話すると一番いいところがネタバレになるのでいいません。

ベン・スティラーが監督もプロデュースも務めているところを見るとこういう映画を創り
たかったのだろう。なかなか手堅く纏まっていた。いわば人生の応援歌みたいな
作品。そして、「人は誰もが誰かに影響を与えて生きている」ということを確認し
冴えない地味な人生、一人ぼっちの人生だと考えている人たちにエールを送る。
地味だってしっかり生きてきた人を神は、天は、周囲の人は、決して裏切らないんだよ!と
背中を押してくれるんだ。

妄想癖のある主人公の妄想がVFXで再現される迫力がなかなかいい感じだった。
また人生の応援歌である共に、謎解きドラマであり、冒険ドラマでありほのかな恋愛も
あったり。結構欲張っいる感じだが、散漫な感じはない。

「Life」という実際にあった写真雑誌がベースであるので、リアリティも感じられ、物語に
厚みを与えている。ショーン・ペン、シャーリー・マクレーンらの芸達者にも助けられて
クオリティの高い映画になったが、星が9つにならなかったのはどこかに薄っぺらさ
を感じてしまったから。何でだろう。面白い映画であるし、鑑賞後はいいし、ラストシーン
では不覚にもウルウル来てしまったのにだ。主人公を始めとする人物の掘り下げが
今ひとつだったからなような気がする。厳しい見方かもしれない。逆に言えばそれだけ
出来のいい映画だったということだと理解して欲しい。 
でも、しかし、ユーモアもたっぷりで、全体としては完成度の高いまとまりのいい心温まる
楽しい映画としてごらんになってみるといいでしょう。損はしませんよ。
ベン・スティラー、なかなかやりますね。 もう一度観たい映画です。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「『ナイト ミュージアム』シリーズなどで知られるベン・スティラーが監督・主演を務めた
人間ドラマ。出版社に勤め、平凡な毎日を送っていた男が、廃刊の決まった雑誌の表紙を
飾る写真を撮影した、世界を放浪するカメラマンを探すため、壮大な冒険に出る姿を描く。
現実と空想世界の境目がなくなったような不思議な映像にも注目だ。

ウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、毎日、ニューヨーク郊外から地下鉄に乗って雑誌
「LIFE」のオフィスへ通勤、そこで地味な写真整理の仕事をしながら、何ひとつ変わりばえの
ない日々を繰り返している。
不器用な性格ゆえに人付き合いが下手で、密かに熱烈な想いを寄せている経理部の同僚
シェリル・メルホフ(クリスティン・ウィグ)に話しかけることもままならない。そんな彼の唯一の
趣味は、虚しい現実から逃避して突飛な空想に浸ることだった。

空想の世界では、勇ましいヒーローに変身して大活躍、また世界中のありとあらゆる場所で
胸躍るアドベンチャーを繰り広げることもできる。それがウォルターにとって退屈な日常を
やり過ごすための唯一の手段であった。
だが彼がふと我に返ると、厳しい現実が待ち受けていた。時代が要請するデジタル化の
波に抗えず「LIFE」は経営が悪化、新たなボスはリストラの対象としてウォルターに目を
つけていたのだ。

そんな中、ウォルターは「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気付く。
クビを恐れた彼は、冒険家でもある著名カメラマン、ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)を
捜し出し、直接ネガのありかを聞こうと決意。
こうしてウォルターははるばる北極圏のグリーンランドにやってくるが、あと一歩のところで
ショーンに追いつけず、波乱に満ちた旅の継続を余儀なくされてしまう。
空想の中で最愛のシェリルの助けを借り、ありったけの勇気を奮い起こしてアイスランドの
火山地帯を訪れるウォルター。しかし、突飛な空想をもはるかに超越したこの壮大なる現実の
旅は、彼の人生を一変させていくのだった……。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2014-03-23 11:45 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)