ギミー・ザ・ルート Gimme the Loot

●「ギミー・ザ・ルート Gimme the Loot」
2012 アメリカ Seven For Ten.80min.
監督・脚本:アダム・レオン
出演:タイ・ヒックソン、タシアナ・ワシントン、ゾーイ・レスカズ、ミーコ・ガットゥーゾ 他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
日本未公開の作品を紹介するWOWOWの「ジャパン・プレミアム」で鑑賞。
悪くない。オフビート感覚というのか、NYの底辺にいる若者の「生きている」側面を
まさに活写した掌編である。ドキュメンタリーを観ているかのような自然体な雰囲気の
出来上がりは悪くない。しかし、映画の出来とは関係ないが、主人公らが
やっていること、映画の主軸になっていることが「グラフィティ」というと格好がいいが、
都市景観を汚すスプレー落書きなんだ。これ、私大嫌いなんですよね。今やアメリカ
だけじゃなく、日本でも、世界的な文化都市パリやロンドン、ミラノなどなどの大都市でも
必ずこれが見られ、街の台無しにしているからだ。
街がポップになっていいじゃん、と思う人がいるかもしれないけど、これは明らかに
犯罪。それがベースになっている物語は、どうも共感を抱きにくいのだ。

出演している人たち、展開する間抜けともいえるストーリー、そしてラストのカーネーション。
それなりにいいんだよね。じゃあ、落書きがベースでなければそれはそれでいい映画だった
のか、と言われると、らくがきという底辺のガキどもの思い入れ(彼らはアートだと思って
いる。まあアートと認められるスプレー画もあるけどね)が無ければ成り立たないお話でも
あるわけで、そのあたりの兼ね合いが個人的には微妙だったのだな。

最期のカーネーションだって盗んだ奴だしねえ・・。

給水塔の中で泳ぐことって普通にやっているのかな。あの水をアパートの人は飲むんじゃ
ないの?ゲーッ。
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<プロダクションノート&ストーリー>
「映画に加え、音楽、インタラクティブアートといった分野で新しい才能に注目している
米国の総合芸術祭、サウスバイサウスウェスト(SXSW)。そこで開かれるサウスバイ
サウスウェスト映画祭で2012年、最優秀審査員賞に輝いたのが、無名のキャスト・
スタッフが、今のニューヨーク(NY)のリアルなストリート感覚を反映させた、この
愛すべき小品だ。1980~1990年代、まだ新人だったスパイク・リー監督の当時の
作品を思い出してニヤリとする映画ファンはいるはず。
NYオールロケなのももちろん魅力的。

NY。マルコムとソフィアは町のあちこちにグラフィティ(落書き)を描く、若きアーティストの
コンビ。自分たちの作品を汚すライバル・グループがニューヨーク・メッツのファンであるこ
とから、メッツの本拠地シティ・フィールド球場の名物であるホームラン・アップルに落書きを
してやろうと画策。球場で警備員をするマルコムの友人に500ドルを払うことになるが、
彼らには大金。そこであるマンションに泥棒に入ろうと試み……。 」(wowow)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2014-04-03 23:20 | 洋画=か行 | Trackback | Comments(0)