モネ・ゲーム Gambit

●「モネ・ゲーム Gambit」
2012 アメリカ Crime Scene Pictures.90min.
監督:マイケル・ホフマン 脚本:ジョエル&イーサン・コーエン
出演:コリン・ファース、キャメロン・ディアス、アラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ、トム・コートネイ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
IMDbの票かは低かったけど、私は面白く観ましたよ。まあ90分の掌編なので
それなりではありますが、全体が醸し出す雰囲気やイギリス対アメリカという
文化や笑いの違いがキャスティングからもうかがい知れて、楽しかった。
キャメロン・ディアスという女優さんは、ジュリア・ロバーツなどと並んであまり好みでは
ないのですが、(口がデカいし)本作には嵌っていたと感じた。
おキャンなアメリカ西部のカウガールが似合っていたと。それに対する如何にも英国紳士然と
したコリン・ファースが対照的だったのと、曲者アラン・リックマン(ダイハード1でビルから落下
する悪役が印象的だった)とスタンリー・トゥッチがスパイスを加え、映画が締まった。

一筋縄ではいかない日本人グループもわざとステレオタイプに描いておいて、実はシリアスで
あった、というオチだ。エンディングも二重底になっていて、爽快なカタルシスを味わうことが
出来た。バカを装った賢明と賢明を装ったバカの騙し合いは、ドタバタ過ぎず、シリアス過ぎず、
米英の笑いがミックスされていた。ただ、ホテルの部屋でおばさんがでかい屁を放ったあたりは
モンティ・パイソン風ではあったが笑えなかったなあ。
キャメロンが本物のライオンをお得意技のロープテクニックで縛り上げてしまうのはまあ、ご愛嬌だ。

でもよく考えると、贋作と本物を入れ替えて盗み出すのが映画のように「だからやめられない」と
いうわけにはいかないんじゃないか?
オリジナルの「泥棒貴族」は未見であります。
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<ストーリー>
「シャーリー・マクレーンとマイケル・ケインの共演による60年代傑作コメディ「泥棒貴族」を、
「ノーカントリー」のコーエン兄弟が脚本を手がけて新たな物語に仕上げ、「英国王のスピーチ」の
コリン・ファースと「チャーリーズ・エンジェル」のキャメロン・ディアス主演で映画化したクライム・
コメディ。
印象派の巨匠モネの贋作詐欺を計画した英国の美術鑑定士が、相棒に起用したテキサス娘に
振り回され、次々とハプニングに見舞われるドタバタ詐欺計画の行方をコミカルに描く。
共演はアラン・リックマン、スタンリー・トゥッチ。監督は「ソープディッシュ」「終着駅 トルストイ
最後の旅」のマイケル・ホフマン。

 印象派の巨匠モネの代表作《積みわら》の連作には、消えた1枚が存在した――。英国の
美術鑑定士ハリーは、自分を無能呼ばわりする雇い主の億万長者シャバンダーに仕返し
すべく、《積みわら》の贋作を使った完璧な詐欺計画を練り上げる。
そして話に真実味を持たせるため、名画の持ち主役としてテキサスの天然系カウガール、
PJを相棒にスカウトする。

ところが、自由奔放で怖い者知らずのPJはハリーの指示を完全無視、完璧だったはずの
計画は早々に綻びを見せてしまうのだが…。」(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2014-05-13 23:10 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)