11.6 ~最強の現金強奪犯  11.6

●「11.6~最強の現金強奪犯  11.6」
2013 フランス Pan Européenne,and others.102min.
監督・脚本・製作:フィリップ・ゴドー
出演:フランソワ・クリュゼ、ブーリ・ランネール、コリンヌ・マシエロ、フアナ・アコスタ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
日本未公開の映画を放映するWOWOWの「ジャパン・プレミア」で鑑賞。
仕掛けはいろいろあるのだが、なんか締まらない映画で、ラストも結局どうなったのか
よく分からなかった。

主人公トニ(フランソワ=「最強の二人」で車いすに乗っていた)は、警備会社の
社員。カフェを営業する彼女がいて、毎日大量の現金を輸送する業務に当たり
まじめに働く男だった。しかし、投資信託などしていてひそかに小金を貯めて、
中古のフェラーリをオークションで落札して乗り回したりするという面白い側面も
もっている。

彼の警察への出頭シーンから映画はスタートする。

そのトニが自分より能力の劣る仲間より勤務時間の算定が低い、つまり会社の
給与係から自分の給料をちょろまかされていることが発覚すると、がぜん、静かなる
怒りがこみ上げてきて、自分一人で現金輸送車を強奪する計画を立てる。

その為の用意周到さがまたこの男らしく、クルマを購入し、借りた車庫の壁を
自分でブロックを買ってきて2重にして、盗んだ金の隠し場とし、仲良かったカフェの
経営者とも別れ、仲間にも嫌われるような言動を敢えてして、孤立した体裁を取る。

そして映画のタイトルにもなっている11,600万ユーロの搬送の時がやってくる。
3人組の同僚を、途中で立ち寄った現金回収場所に置き去りにし、一人で現金
輸送車を回送し、あらかじめ人通りの少ない道に駐車しておいたワゴン車に
現金を移し替える。(異常に大胆だな。そばを車が通るのに・・・。)

その後はそのワゴンでどこかに消えて、フェラーリに乗って帰ってくる。
大金の強奪に世間は大騒ぎになるが、トニは警察に出頭してくるのだ。
これが冒頭のシーンに繋がるわけだ。
車庫を貸した男がトニを覚えていて、その車庫が捜査される。二重壁も簡単に
見つかり、中を観てみると、200万ユーロだったかな、だけがなくなり、残りは
全部見つかった。トニはこれだけの犯罪なら5年くらいで出所できると踏んでいて
計画の一環として出頭したわけだ。 残りの200万ユーロだかはどこに隠したかは
明らかにされず、彼が山歩きで出会った山岳ガイドの女との間のことも放置プレイだ。
彼女が現金の残りと関係しているのか?
現金輸送車の悪事がいろいろと暴かれたりするので、それが目的だったのか。
よく分からない。

なんだか、分かったような分からなかったような映画だが、2009年にリヨンで実際に
起きた現金強奪事件がモデルなのだそうだ。
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<ストーリー>
「2009年11月16日、トニ・ミュズランは警察に出頭する。先がける2008年、トニには
レストランを営む恋人がいて、彼は警備員の仕事をしながら愛車の高級スポーツカーに
乗ることだけが趣味という単調な毎日を暮らしていた。そんな彼が、2009年11月、
相棒たちの目を盗んで大金を積んだ現金輸送車とともに消えてしまう。トニに何が
あったのか。彼は事情聴取を担当する刑事に対して、自分に何があったのか告白
していく。」(wowow)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2014-07-03 22:40 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)