トランスフォーマー/ロスト・エイジ The Transformers Extinction

●「トランスフォーマー/ロスト・エイジ Transformers:Age of Extinction」
2014 アメリカ Paramount Pictures.165min.
監督:マイケル・ベイ  製作:スティーヴン・スピルバーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、ニコラ・ペルツ、スタンリー・トゥッチ、ジャック・レイナー、リー・ビンビン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
お盆休み、シネコンは混んでいた。本作はドラえもんなどに押されて割りと小さな
小屋での上映だったが、結構な入りだった。165分という長い時間に恐れをなして
前の方の通路際で鑑賞。でも好きな戦闘シーンが沢山あったので、トイレに行きたい
とは思わずに終わった。良かった良かった。

さて、4作目ではあるが、ストーリーは今まで一番薄いかもしれない。ただ3DVFXは
一番見応えがあった(個人的には)。毎度おなじみの主人公群と、オートボット対
ディセプティコンの対決。若い人の恋物語りがからんで。そのあたりは代わり映えないので
さらなるストーリーの発展を期待して行かれる向きには、ガッカリとなるかもしれない。
たしかに、マンネリになってきたような感じもする。故にマイケル・ベイも、戦闘シーンに
チカラを入れざるを得なかった、と観ることもできよう。まあ、しかしです、日本のおもちゃから
産まれた映画なので、ドッカンボッカンを愉しめばいいのじゃないかな。そういう点からすると
見応えはあった。派手な破壊シーンは気分をスカッとさせるにはいいんじゃないか。
特にディセプティコンの母船が地上の金属を吸い上げ、クルマや巨大は船などがまた落ちて
来るところなどは3DVFXの見せ所。一方で監督はなるべく作り物感を排除するために
爆破シーンなどはホントに爆薬を破裂させて撮ったそうで、役者も大変だったと思う。

冒頭、恐竜時代を襲うディセプティコンの戦闘隊は総てを金属にしてしまう光線を放つの
だが、それが映画の中盤以降、面白いことになってくるのだ。

オートボットと共存していたはずの人間たちが自分たちでロボットを作り出し、
オートボットを過去のものとして排除しようとする。一方で滅びたはずのディセプティコンも
巨大な母船と共に襲来。これに先にいった恐竜型ロボットが絡んで、大破壊戦が
始まるのだ。物語は輪郭だけ判っていればいいんじゃないか。後はひたすら(相も変わらず
だけど)戦闘シーンを愉しめばいいと思う。3D効果も相俟って、少年ごころをくすぐるのだ。
恐竜型ロボットがゴジラそっくりでおまけに口から火を吹くのはGodzillaへのオマージュか?
最後には浪花節的にオートボットが勝つのだから安心して見ていればいい。

今回も最新VFXをたんんまりと楽しませてもらったが、さて5作目、どうするね、マイケル・ベイ。
スピルバーグとよく相談して、しっかりしたストーリー・構成を伴わないと、飽きられてしまう。
1作目でオスカーの視覚効果のノミニーになり、2回目からはストーリーでラジー賞候補に
なってしまっているのが、本作の姿を物語っているようだ。

それにして中国資本が沢山入った映画とはいえ、中国がいいところを持っていく。これじゃあ
中国マンセー一歩手前。あまりやり過ぎると日本では嫌われるかもしれない。一方で、本作、
中国では既に大ヒットになっているそうだ。そりゃそうだ、と思える作りだものなあ。
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<ストーリー>
人気アクション・フィギュアを基にしたマイケル・ベイ監督による大ヒットSFアクション超大作の
第4弾。主演のマーク・ウォールバーグはじめ主要登場人物に新キャストを迎え、
ディセプティコンを辛くも撃退したオプティマス率いるオートボット勢と人類を待ち受ける新たな
戦いのはじまりを壮大なスケールで描き出す。
共演はニコラ・ペルツ、ジャック・レイナー、スタンリー・トゥッチ。また、侍がモチーフの二刀流
トランスフォーマー“ドリフト”の声を日本の渡辺謙が担当。

 地球征服を目論むディセプティコンから人類を守った正義の軍団オートボット。しかし時代の
流れと共に、政府からの迫害は激しさを増していた。テキサスの片田舎で年頃の娘テッサを
育てながら廃品業を営むシングルファーザーのケイド。ある日、偶然手に入れた中古トラックが
オプティマスだと気づく。しかしそこに、オプティマスを回収しようとする謎の組織KSIが現われる。
窮地に陥ったケイドとテッサだったが、目覚めたオプティマスとテッサの恋人シェーンの活躍で
危うく難を逃れる。

ジョシュア・ジョイス率いるKSIは人工トランスフォーマーの開発に成功し、邪魔になったオート
ボットの排除に乗り出していたのだった。そんな中、全滅したはずのディセプティコンの生き
残りが地球に襲来、新たな戦いの渦に巻き込まれていくオプティマスとケイド親子だったが…。」
(allcinema)
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by jazzyoba0083 | 2014-08-16 15:55 | 洋画=た行 | Comments(0)