ドリフト Drift

●「ドリフト Drift」
2013 オーストラリア World-Wide-Mind Films.114min.
監督・原案・脚本:モーガン・オニール
出演:マイルズ・ポラード、ゼイヴィア・サミュエル、サム・ワーシントン、レスリー=アン・ブラント他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
サーフィンをテーマにしたオーストラリアの青春ドラマ。サーフィン映画か、と思って
見始めたら、結構ドラマとして、ちょっとステロタイプなところもあるが、面白く観た。
ヒッピーのサーフィン写真家を演じるサム・ワーシントンがキーになっている感じだ。

60年代のモノクロサーフィンシーンから始まり、これが途中で鮮やかなカラーに変わる。
70年代になったのだ。少年だった兄弟は青年になり、兄は会社を辞めてサーフボードを
作る個人会社を立ち上げる。しかし、母の手ひとつで育てられた家庭は借金まみれで、
新しい融資などしてもらえない。それでさえ、農家しか信用しないような田舎町の信用
金庫がサーファーに金など貸すわけもない。しかし、兄弟と、知り合いになったヒッピーの
写真家、その男と一緒にいて、最期には兄といい仲になるハワイから来ていた女性
サーファー、ミシン掛けが得意でオリジナルのウェットスーツを作る母、そして木材
加工業を退職してその退職金を兄の事業に投資してくれた男、そんな仲間に助けられ
店は大きくなっていくが、途中で麻薬がらみの事件に巻き込まれたり、事故があったり
で、なかなかすんなりとはいかない。

正義感で何でも自分で解決しようとする兄、フラフラしている自然児の弟、そんな兄弟が
兄が最後にサーフィンの大会の決勝戦を弟に譲るところあたりから、仲間と一緒に
何かをしていくことに目覚め、弟は優勝しなかったが、その活躍で店は一躍有名に
なったのだ。そんな成功譚と兄弟愛、仲間の友情がシンプルに描かれる。

サーフィンの映像が美しい。が、冬のサーフィンシーンが多いので、ハワイあたりで
見慣れている常夏の光景とは違い、見ている人は毛皮のコートを着ているし、セーターを
着たりしているので、何か慣れないものを感じた。
バイクに乗って革ジャン来ているワルたちの描き方がちょっと通り一遍だったかな。
全体として安心して観られる作品。
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<ストーリー>
1970年代のオーストラリア。子どもの頃から波に親しんできたアンディ(マイルズ・ポラード)と
ジミー(ゼイヴィア・サミュエル)の兄弟は、母親とともに海辺の小さな町で慎ましく暮らしていた。
ある日、町に流れてきた旅暮らしのカメラマンJB(サム・ワーシントン)に出会い、その生き方に
大いに触発された兄弟は、仕事を辞めて夢に向かって生きることを決意。サーフショップを立ち
上げる。
何とかビジネスが軌道に乗ったかに見えた矢先、2人にトラブルが襲いかかる。次々と襲い来る
問題に立ち向かううちに、兄弟、そして家族の絆が揺らぎ出す。彼らは、迫り来る人生の荒波を
どう乗り越えるのか……?」(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2014-09-03 23:10 | 洋画=た行 | Comments(0)