31年目の夫婦げんか Hope Springs

●「31年目の夫婦げんか Hope Springs」
2013 アメリカ Columbia Pictures,Mandate Pictures,MGM,Film 360,Escape Artists.100min.
監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ、トミー・リー・ジョーンズ、ステーヴ・カレル、ミミ・ロジャーズ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
欧米人、なかんずくアメリカ人の夫婦像、夫婦生活のありようが日本人とは異なるのは
その性に関するオープン度であろう。本作は、老年期に入った夫婦の「性」を巡る
話から、再びお互いの愛を見つめなおし、愛が深まる、という結論としては悪い映画では
ないのだが、なにせセックスに関する話があけっぴろげで、観ている方が恥ずかしくなる。
そういうメンタリティなんだな、日本人て。おそらく劇場に観に行った同世代のご夫婦も
見始めてバツが悪い思いをした人が多いのではないかな。
日本人は、ある程度の歳になれば別々に寝る、セックスレスになる、のは当たり前の
ことであり(心でどう思っているかは別)そういう風土の人間が見ると、アメリカというのは
違うんだなあ、と思う。私などはメリル・ストリープとはあまり歳が変わらないので、身につま
されるやら、こっぱずかしいいやら。おそらく全く同じストーリーで、役者がメリルと、トミーリーじゃ
なかったら見なかっただろう。スケベ真面目風なスティーヴ・カレルはハマり役だったけどね。

歳を取っても女性は触っていてほしい、キスして欲しい、セックスしてほしい、という感情は
あるだろう。男とて同じだろう。が年齢とともにできなくなること、体の見栄えの衰え、などから
分かっていながら敬遠していくのだ。でも愛していないわけではない。
メリルとトミーリーも同じような感じ。どちらかというとメリルが積極的で、トミーリーが受け身。

で、高いお金を払い、メーン州のカウンセラーのところに1週間の泊まり込みで高い費用を
払い相談に出かけたのだ。これからのより良き夫婦生活はどうしたらいいのか。

メリルはもっと触って欲しいとか、いうのだが、トミーリーは「もう22歳の若造じゃないんだから」
といって逃げるばかり。でもカレル先生から、いろいろと課題を出される。「抱き合え」とか
「セックスしろ」とか・・トミーリーもぶつぶつ言いながら頑張るのだが、なかなか思うように
いかない。結局カウンセリング半分くらいで帰ってきちゃうのだが・・・。

悄然としてもう別れようかな、なんて雰囲気のメリルにトミーリーも、メリルなしに自分が生きて
行けないことは事実なので、やっと考えを切り替える・・・。

最期は第二の結婚式を孫もいる子供らの前で行ってハッピーエンドなのだけどね。
悪い映画じゃないし、「夫婦の再生」を主張していることも間違っていない。でも繰り返すけど、
理屈としてはよ~くわかるのだけれど、日本人受けはしない映画だな、これは。
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<ストーリー>
「トミー・リー・ジョーンズとメリル・ストリープという、ハリウッドを代表する名優2人が夫婦役に
扮し、夫婦間のトラブルを笑いを込めてつづるハートフルムービー。結婚31年目を迎えた
夫婦が直面する悩みや迷いといったリアルな問題を鮮やかに描いたのは『プラダを着た悪魔』の
デイヴィッド・フランケル監督。

アーノルド(トミー・リー・ジョーンズ)とケイ(メリル・ストリープ)は結婚31年目の夫婦。
いつのまにか寝室は別、アーノルドの唯一の趣味はゴルフ番組、毎日の日課も夫婦の会話も
365日ほぼ同じ。子供たちは独立し、二人にはもはやけんかの種さえ見つからない。

そんな夫婦関係を見直したいと思い立ったケイは結婚生活のカウンセリング本を購入、夢中で
読み終えると著者のバーナード・フェルド医師(スティーヴ・カレル)のホームページにアクセスする。
朝食の席、アーノルドに“カップル集中カウンセリング”を受けたいと告げるケイ。1週間4000ドルと
いう料金に目をむいたアーノルドだったが、ケイは定期預金を解約して既に申し込んだという。

アーノルドは行かないと突っぱねるが、結局渋々飛行機に乗る。メーン州のグレート・ホープ・
スプリングス、海辺の小さな町でカウンセリングが始まった。フェルドはここに来た理由をケイに
尋ねると「結婚したいんです。もう一度。ただ同じ家に住んでいるだけで、触れ合いも絆もない」と
訴える。「まず長年の夫婦生活でできた傷痕を取り除くところから始めましょう」と勿体ぶった
口調で語るフェルド。そんなカウンセリングの終了後、アーノルドは不平不満をまくしたてるの
だった。2日目。出逢い、プロポーズ、いつから寝室を別にしたか……聞かれるままに夫婦の
歴史を語る二人。だが、「最後のセックスは」という質問にアーノルドは口を閉ざす。フェルドは
二人に、今夜お互いに抱き合うことという“最初の課題”を与える。猿のしつけじゃあるまいし、
と食ってかかるアーノルドについにケイの感情が爆発。いつも明るく穏やかで夫に従順なケイの
涙に動揺したアーノルドは、その夜遅くホテルに帰って来たケイと“課題”を実行する。

3日目。課題をクリアしたことを嬉しそうに報告する二人。ところが、フェルドは更にハードな課題を
二人に与えるのだった……。」(Movie Walker)

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まで。
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by jazzyoba0083 | 2014-10-02 23:20 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)