ザ・ファイブ-選ばれた復讐者-

●「ザ・ファイブ-選ばれた復讐者-」
2013 韓国 124分
監督・原作・脚本・チョン・ヨンシク
出演:キム・ソナ、マ・ドンソク、シン・ジョングン、イ・チョンア、チョン・インギ、オン・ジュワン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
思うところあり、久しく韓国映画からは離れていたが、WOWOWの「ジャパン・プレミア」で
放送され、ストーリーが面白そうだったので鑑賞。なんで日本で公開されなかったのだろう。
結構面白いのに。重いけど。
韓流スターはあまり知らないけど、観た顔はある。キャストとしては良かったと思う。
しかし、この映画の面白いところは、夫と14歳の娘を惨殺され自分も車いすの身となって
しまった一主婦が自分の臓器を移植することを条件に殺し屋たちを集め、復讐をする、
という点だ。 

集められたのは、それぞれが臓器移植しか助かる方法がない患者を身内に抱えた
いろんな分野のスペシャリスト達。不治の病にかかった娘をもつ医師(主人公が瀕死で
運び込まれた時の主治医)、妻が、自分の眼が、母が、それぞれ主人公の珍しい血液型と
一致する臓器を提供されることを承諾し、復讐に協力するのだ。

しかし、犯人は一筋縄ではいかない知能犯。彼は芸術家なのだが、若い娘を拉致しては
殺害し、その骨を使って人形を作るという狂気の作家だった。世間の評価は高かった。
腕力に自信がある元暴力団、侵入盗、ITのスペシャリストが集まり、情報を集めてまずは
犯人を特定し、犯人に迫っていくのだが、敵もさるもの、そのスペシャリスト達を一人殺し
二人、三人傷つけ、さらには主人公ウナの心を支えようとしていた末期乳がん患者の
女性もウナを装ってかばったため殺されて家に火をつけられた。

しかし、かれらは犯人を追いつめ、ついには彼の家でウナと対決となるのだが、下半身が
いうことを聞かないウナには絶対に不利。しかし、犯人が命より大事にしている犠牲者の
骨で作った人形を次々に壊して、彼を苦しめる。そして最後にガラスの羽を付け天井から
つりさげられた人形に火を放ち、燃やしてしまう。激怒した犯人はウナに迫るが、その時
ひもが切れた人形が犯人の背中に激突。ガラスの羽が犯人の腹を貫いた。

現場に駆けつけていた3人は医者を含め、彼女の臓器提供を断ろうとしたが、ウナは
自ら医師が持っていた薬を注射し、絶命した。

エンドロールではそれぞれ救われた人々の元気な姿が映された。

ウナは本懐を遂げた訳だが、しかし、協力を仰いだ協力者と友人二人を巻き込んで殺して
しまっている。自分ひとりでやれば良かった、と反省はするのだが、やはり他人を巻き込んだ
のは釈然としなかったな。また、124分は長い。もっと短くしてテンションを上げた方が締まった
のではないか。韓流映画お得意の「恨」の文化を見る思いだった。
ただ、全体としては、ウナが銃を暴力団から買おうとして、金だけ奪われるところとか、
キリスト教かぶれの押しかけ支援者とか、犯人の家の監視カメラをスマホでライブで観る所とか
ガジェットも効いていて、面白く観た。
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<ストーリー>
報酬は私の身体。自らの命と引き換えに家族の復讐を果たす-。
ウナ(キム・ソナ)は愛する夫と娘と幸せな日々を過ごしていた。ある日、娘が謎の男(オン・ジュワン)といる所を偶然目撃する。ウナが声をかけると去って行くが、その男は女性をさらって殺す連続殺人犯であった。顔を見られた男はウナの家に忍び込み、ウナの目の前で夫と娘を殺害する。事件で車いす生活になったウナは愛する夫と娘を奪った男への復讐のため4人の協力者(マ・ドンソク、シン・ジョングン、チョン・インギ、イ・チョンア)を雇う。対価は自分の身体。狂気に満ちた連続殺人犯との攻防戦。ウナの復讐のゆくえ、そしてウナの命は・・・。

◆「私の名前はキム・サムスン」のキム・ソナ主演最新作!
韓国ラブコメディーの代名詞「私の名前はキム・サムスン」や「女の香り」に主演。実力・人気ともにトップクラスの女優キム・ソナ主演の待望の作品。日本でファンクラブも所有し定期的にイベントを行っているほどの人気ぶり。本作では家族を殺され犯人に復讐を誓う主人公を熱演している。

◆家族を殺された女が、自分の身体を報酬に復讐者を集める!5人がいてこそ完成される仕上げまで完璧な計画。
愛する家族を殺され自分も車いすの生活を余儀なくされた主人公ウナが自分の臓器と引き換えに復讐を依頼する。ドナー提供者を待ちわびる娘、妻、母、自分の為に復讐に協力する4人。交渉が成立し一致しとウナと協力者との復讐が開始される!エンターテイメント要素満載の韓国サスペンススリラー!!

◆映画祭出展作品!
第13回ダラスアジアン映画祭(2014年)
第32回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(2014年)

◆脇を固めるベテラン俳優の共演も見逃せない!
『俳優は俳優だ』『新しき世界』や出演し武闘派な演技で視聴者を魅了するマ・ドンソク、大ヒット韓国ドラマ「アクシデントカップル」や「かぼちゃの花の純情」に出演しているイ・チョンアが脇を固めている。

(韓流映画サイト「コリタメ」から転載しました。)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2014-10-05 23:10 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)