私が愛した大統領 Hyde Park on Hudson

●「私が愛した大統領 Hyde Park on Hudson」
2012 イギリス Daybreak Pictures,Film Four,Free Range Films.94min.
監督:ロジャー・ミッシェル
出演:ビル・マーレイ、ローラ・リニー、サミュエル・ウェスト、オリヴィア・コールマン、エリザヴェス・マーヴェル
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
これまでも映画の素材として多く使われてきたフランクリン・ルーズベルト大統領の裏面史とでも
いう作品。未だにアメリカ国民の人気が高く、ポリオを患って重度の身体障害者でありながら
史上ただ一人の4選された大統領で、大恐慌を受けた「ニューディール政策」や「第二次世界
世界大戦への参戦」や「リメンバー・パールハーバー」や、「ヤルタ会談」などなどで歴史に名を
残した名?大統領も、人の子、女性関係の方も、お盛んでございましたよ、というテーマを
ローラ・リニー演じるデイジーといういとことの関係を通して描き、更に、「英国王のスピーチ」で
有名になった英国王ジョージ6世が、欧州の戦争にアメリカの支持を取り付ける件という
大きな2つのテーマがある。というわけで、邦題のような恋愛もの一辺倒ではないので
歴史の一コマとして見るのは面白いが、映画としての焦点はボケているように感じた。
まあ、イギリス映画だからしょうがないのか。

こうした物語が表になることは少ないと思うのだが、90歳を超えてなくなったディジーのベッドの
下から見つかった日記と手紙から明らかに成った。
大統領はいとこという関係を乗り越えて、自分を愛してくれている、と思っていたデイジーだが
実は、現在の秘書、どこかの夫人、などとも関係を持っていたという。妻のエレノアは夫の
そうした性癖に辟易してレズの世界に走った、と。しかしデイジーは誰がいようが、大統領は
私のもの、と強く思っていたのだった。

個人的には、デイジーとの関係よりも、吃音の英国王とその妻が、アメリカに支持を取り付けに
来て、アメリカ人の処遇に不満を言いながらも、それを抑えつつ、ルーズベルトから、なんとか
協力の言質を取り付けようと悪戦苦闘し、ホッドドックピクニックも我慢して参加するようすが
アメリカとイギリスの立場を表していて面白かった。
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<ストーリー>
「 「ロスト・イン・トランスレーション」「ムーンライズ・キングダム」のビル・マーレイが、
歴代アメリカ大統領の中でも屈指の人気を誇るフランクリン・デラノ・ルーズベルトを演じた
伝記ドラマ。
重度の障害者でありながら激動の時代に超大国アメリカを率いたカリスマ的大統領の
知られざる素顔を、英国王との歴史的会談秘話と彼を影で支えた従妹デイジーとの
秘められた大人の恋模様を軸に綴る。
共演は「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」のローラ・リニー。監督は「ノッティングヒルの恋人」
「恋とニュースのつくり方」のロジャー・ミッシェル。

 1930年代のアメリカ。大恐慌の悪夢からアメリカ経済を救い出し、ヨーロッパを覆う不穏な
情勢に立ち向かう第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト。
そんな大統領の世話役として従妹のデイジーが迎えられる。小児麻痺の後遺症に苦しみ
ながらも大統領としての激務をこなす彼にとって、デイジーと過ごす束の間のひとときは
心から安らぎを覚える貴重な時間となっていく。
そんなある日、ニューヨーク州ハイドパークにある大統領の私邸を英国王ジョージ6世夫妻が
訪問する。もはやナチス・ドイツとの戦争が避けられないイギリスにとって、アメリカの支援は
必要不可欠。そんな自国の命運を左右する重責を担い、緊張の面持ちのジョージ6世を、
アメリカ流のもてなしで迎える大統領だったが…。」(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2014-10-22 22:45 | 洋画=ら~わ行 | Trackback | Comments(0)