ツイステッド Twisted

●「ツイステッド Twisted」
2004 アメリカ Paramount Pictures.97min.
監督:フィリップ・カウフマン
出演:アシュレイ・ジャッド、サミュエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシア、デヴィッド・ストラザーン他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想 注:ネタバレしています>
事前にネタバレの評価を読んでしまったので、バイアスが掛かってしまった。
IMDbの評価も低いし、録画だったがみるのをやめようか、と思ったが、まあまあ、
自分はどう感じるか、短い作品だし、観てみました。サミュエルの立場を知って見ちゃったので
楽しさ半分以下になってしまったのが残念だったが・・・。

アシュレイ・ジャッドは好きな美形女優さんだったのでこれにサミュエルとアンディならば
監督も監督だし、と思って録画しておいてのですがね。
さすがに10年前とはいえ、ふっくらしていた頃のアシュレイに比べればいささか容色は
衰えたとはいえども、まだまだ十分に美しい。しかし、アクションの動きがまるでなっていないので
(監督、NGを出さなかったのかなあ)、そのあたりは確かに鼻白む。
アシュレイの個人的ベンチマークは「ダブル・ジョパティ」「サイモン・バーチ」なので、それに
比べるとミスキャスト感が漂う。もう少し若い女優さんを使ったほうが良かったかなあ、と。

皆さんが指摘されるのは脚本のダメ具合なのだけど、この本を書いたサラ・ソープさん、
「バウンティ・ハンター」でもラジー賞候補になるので、あまり才能なかったのかな。2本で
終わってるし。 確かにいろいろとツッコミを入れたくなる流れではあるが、ボコボコに
言うほどでもない、「普通に出来の良くない」映画、といったことろじゃないか。

サミュエルが出てきた途端にネタがバレたという人もいるが、確かに怪しいツラしているけど
そうかなあ。途中で、アシュレイ演じるジェシカ刑事の父が母の浮気を知り母を殺して
自殺した、といわれている事件に関わっているというのは分かってくるのだけど。
本来、ジェシカがヤリマン刑事という設定の上に、そのヤッた相手が次々と惨殺される、と
いう事件が発生し、ジェシカはその犯人を追いつつ自分が犯人じゃないのか、と思う。
その辺りをせっかくカウンセラーと語る時があるのだから、あるいはフラッシュバックシーンも
あるのだからもう少し丁寧に語っておけばなあ、と。

両親を一気に失ったというPTSDなんだね。で、男を漁り、酒浸りとなったという・・。
こういう性癖のある警官が、殺人課の捜査官に昇進するんだが、そのあたりから「??」と
いう感じが。で、育ての親である本部長=サミュエルが真犯人なのはいいとして、その
動機が、ジェシカの母親への横恋慕だったと。確かに母親はジェシカそっくり(あ、逆か。
写真は同じジャッドだったと思う)の美人だったから無理もないけど。そんなかつての
憧れの君にそっくりな娘を大切に育てて、見事刑事にした本部長さん、第一容疑者の
ジャッドを捜査から絶対に外さないんだな。この辺りも、ネタばらしな感じだ。
パートナーであるアンディ・ガルシアの存在も勿体無い扱いだ。キャラクターがはっきり
しない。彼も殺されるのではないか、と濃く匂わせるとか。薬を盛った犯人と思わせるのは
無理がある。

警察専任の精神科医のカウンセリングを受けているような警官が殺人課の刑事になる
という設定、ジェシカという女性のキャラクター設定、真犯人=本部長の殺しの動機など
決定的とも言うべき欠点は確かに皆さんのご指摘通り。映画館まで行く映画では確かに
無いな。 残念な映画ではあることは確かだが、家で横になりながら暇つぶしに見るなら
まあ、見れないことはない。冒頭の霧のサンフランシスコはいい感じ。ジャッドの瞳に映る
カモメもいい感じ。実はジャッド、クビにナイフをつきつけられているんだけどね・・と
始まりはいいのだが。羊頭狗肉?
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<ストーリー>
「ついに憧れのサンフランシスコ市警殺人課捜査官に昇格したジェシカ・シェパード
(アシュレイ・ジャド)は、連続殺人犯として指名手配されていたカルターを一人で逮捕する
という好調なスタートを切る。だが新しい同僚は、ジェシカが女というだけで差別的な
視線を投げ掛ける。彼女には気分転換のため、バーで男を拾い、行きずりのセックスを
楽しむ習慣があった。捜査官になってから精神鑑定を要請されたジェシカだが、担当の
フランク医師(デイヴィッド・ストラザーン)は、彼女の両親が25年前に殺された事件を
知っていた。

そんな時、水死体が発見される。それはジェシカが、少し前に寝た男だった。そして第二の
殺人事件。その被害者も、ジェシカが数日一夜を共にした男。偶然では済まされない事態と
なり、ジェシカは同僚から犯人扱いされてしまう。
新しいパートナーのマイク捜査官(アンディ・ガルシア)や、父親代わりのミルズ本部長
(サミュエル・L・ジャクソン)からも注意を受けた。だが第三の被害者として、やはり一度
肉体関係を持ったことのある弁護士レイ(D・W・モフェット)が殺害された。第一発見者と
なってしまったジェシカはついに取り調べを受ける。だがやがて、彼女の血液から
レイプ・ドラッグが検出され、容疑は最近彼女に接近していたマイクに向けられる。
しかし犯人は、実はミルズ本部長だった。25年前にジェシカの両親を殺したのも
彼だったのだ。それを知ったジェシカはミルズを追い詰め、抵抗した彼を射殺するの
だった。」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2014-11-13 22:50 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)