ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 This Is the End

●「ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 This Is the End」
2013 アメリカ Columbia Pictures,Point Grey Pictures,Mandate Pictures.107min.
監督・製作・原案・脚本:セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグ
出演:ジェームス・フランコ、ジョナ・ヒル、セス・ローゲン、ジェイ・バイシェル、ダニー・マクブライド
    クレイグ・ロビンソン、マイケル・セラ、エマ・ワトソン、ポール・ラッド、チャニング・テイタム他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
セス・ローゲンと親友エヴァン・ゴールドバーグが原案から本を書いて監督までした、
ハリウッドの映画スターたちが世界の終わりに臨んでの恐怖やドタバタを描くのだが、
全員実名で出てくる。SFでもあり、コメディでもあり、内幕ものでもありとてんこ盛りだが
普通、アメリカのアパトーを筆頭とするおバカ映画は、アメリカの文化や笑い、パロディーと
いったものを理解していないと笑えないのだが、本作は、もちろん沢山の映画のパロディや
名作のおちょくりとか出てきて、映画をよく知っている人はハリウッド内幕ものでもあるので
面白さ倍増なのだが、それでなくても、私としては結構笑った。そして面白かった。
日本ではDVDスルーになってしまったが、勿体無いな、と感じた。アメリカでは大ヒットして
いる。

自分の代表作をこんなにおちょくったり、実在の俳優さんたちのことを、結構悪く言ったり
からかったりするのだが、ハリウッドにはそういうのを許す風潮があるのかなあ、と
ハラハラもしたり。 最初は久々にLAにやってきたジェイ・バイシェル(「ミリオンダラー・ベイビー)、
を、かつては親友だったセス・ローゲン(「フィフティ/フィティ」)が空港で出迎え、セスの家に行き、
ぐだぐだとやっていて、二人してジェームズ・フランコ(「127時間」)の家のパーティーに
行くことになるが、途中で寄ったコンビニで、この世の終わりの始まりに遭遇する。地震が
起き、そらから青いヒカリが降りてきて人々を吸い上げる・・。おどろいてフランコ邸に駆け込むと
大勢のハリウッド関係者が、外の事態に気づかず、踊ったり葉っぱをやったりして、みだらに
楽しんでいた。
しかし、家の前で地割れが出来、ハリウッド周辺は炎に包まれ、いよいよただならぬ事態に
なっていることが判明。逃げ出した客達は、家の前に出来た大きな穴に次々と落ちていく。

大変なことになったこの事態にフランコの家に残ったのは、ジェイ、セス、ジョナ・ヒル、フランコ
ダニー・マクブライド、クレイグ・ロビンソンら。こいつらが本人役のまま、演技が下手だの、
自分の映画のことを腐したり、スピルバーグの映画を最低だ、とか言ったり、混乱するなかで
誰が友達で誰が自分勝手か、など有名人の心を暴きだしていく。アメリカ映画界、やるなあ。
結局、青い光は天国に行ける人だけに降りてくることが分かり、みんないい人に豹変する。
その辺りも、皮肉たっぷりだ。 エマ・ワトソンをレイプするとかしないとか、それを聞いた本人が
斧を振り回してみんなを攻撃する・・・。しまいにゃ、ジョナ・ヒルが悪魔に憑依され、エクソシスト
のようになる、徹底的にハリウッドを皮肉り、パロディにし、お下劣ありで、おバカで、悪魔見たいな
宇宙人?も出てくる(審判の日に出てきた悪魔かもしれない)VFXもちゃんと作ってあるし、
首チョンパもあったりで、まあやりたい放題というか、計算しつくされているというか。テンポや
意外な展開も宜しい。マイケル・セラが交通標識にのパイプに体を突き刺されて、尚携帯電話の
ありかを探しているとか。チャニング・テイタム、あんな役やっちゃって大丈夫なのかねえ。
くだらなさや、下ネタ満載のセリフとか、小さいトラブルで諍う夢を売るはずのスターたちとか、
ここまで徹底すると、もうお見事としかいいようがない。

ラストはみんな最後には結局3人が天国に行くことが出来るのだが、そこでインド映画の
エンディングもかくやのバックストリート・ボーイズと一緒の大ダンス大会となり、終わっていく
のだが。バカバカしさを突き抜けたエンターティンメントとして、膝を打ちながら大笑いして
観るのがよろしい。アパトー系とは違った面白さがありますよ。
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<ストーリー>
「「スモーキング・ハイ」のセス・ローゲンが監督・脚本・主演・製作を務め、「27時間」の
ジェームズ・フランコ、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」のジョナ・ヒル、「ハリー・ポッター」
シリーズのエマ・ワトソンら豪華スターたちが本人役で出演した世紀末コメディ。

人気俳優のセス・ローゲンは、友人ジェームズ・フランコの新築披露パーティを訪れる。
フランコ自身が設計に関わったという風変わりな大豪邸で、そうそうたる顔ぶれのセレブたちが
バカ騒ぎを繰り広げていると、突如として世界の終わりが襲来。
なんとか生き残ったセス、フランコら6人の仲間たちは、フランコ邸に立てこもって作戦会議を
開始するが……。歌姫リアーナ、チャニング・テイタムらカメオ出演も豪華。」(映画.com)

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by jazzyoba0083 | 2014-12-18 22:57 | 洋画=た行 | Comments(0)