最高の人生の描き方 And So It Goes

●「最高の人生の描き方 And So It Goes」
2013 アメリカ Castle Rock Entertainment,Foresight Unlimited,and more.94min.
監督:ロブ・ライナー
出演:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン、スターリング・ジェリング、ロブ・ライナー、スコット・シェパード他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
邦題として付けられた、ロブ・ライナー監督の「最高の人生の~」三部作?の最新版。
このシリーズ?では老優二人で持たすような作りであって、本作も、マイケルとダイアンと
いうお年を召したベテランの掛け合いで見せていく、ハートフルラブコメディ。日本劇場未公開。

まあ、「スタンド・バイ・ミー」や「ア・フュー・グッドメン」のロブ・ライナーなんで、手堅く
まとめては居るが、「見逃すな!」という作品ではない。ほのぼのとしたい時に、気楽に
見られる映画、というところだろう。ベテラン二人の味が出尽くしているとも思えない。

例によって悪い人は出てこないし、マイケル・ダグラスは自宅を860万ドル(9億円!!)で
売ろうとしている不動産業の成功者である、そのあたりに、映画が持つゆとりみたいなものを
醸しだしてしまう。(良くも悪くも)。だから見て面白く無いか、といわれればそうでもないが、
人にどうしても見ろ、とは薦めないタイプの映画だろうな。マイケル・ダグラスの頑固ぶりが
割りとあっけなく崩れていく(まあ、もともといい人だったということなのかも)のもいささか
拍子抜け。マイケルとダイアンがお互い連れ合いを亡くした独り身でやがてくっつくんだろうな
というのも予定調和だ。そうそう、予定調和の気持ちよさ、というのも映画にはあるわけだから
そういう手がお好きな人、安心して見られるものがいい、という人にはいいだろう。
私は映画館まで行って観るものかなあ、と感じた次第だ。

カナダあたりでロケをした明るい景色が、映画をスッキリさせる効果を生んでいる。
心がどんよりしている人が、ほのぼのしたいなあ、と思って観るといいかもしれない。

個人的に拾いものだったのはダイアン・キートンがクラブ歌手の役回りなのだが、結構
歌が上手くて味わい深いな、と思ったことだ。
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<ストーリー>
「ウォール街」でアカデミー主演男優賞に輝くダグラスと、ウディ・アレン監督の代表作
「アニー・ホール」でアカデミー主演女優賞に輝くキートンが豪華共演。いずれも年老いた
役どころだが、恋についてはまだまだ現役というエネルギッシュかつ個性的なキャラを
自然体で演じきった。シルバー世代の奮闘が期待されるこれから、もっと増えていきそうな
タイプのヒューマンコメディだ。本作にキャストとしても出演した名手ライナー監督が繊細と
アバウトの中間を目指したような演出も要注目。WOWOWの放送が日本初公開。」
(WOWOW)

不動産業を営んできて、それなりの成功を収めたオーレン(マイケル)は、自宅を860万ドルで
売却し、田舎に引っ込んで釣りザンマイの隠居生活を夢見ていた。オーレンは10年前に
妻に病気で先立たれていた。
現在は自らがオーナーのアパートに暮らしている。その隣にリア(ダイアン)という、夫を病気で
亡くした駆け出しのクラブ歌手の初老の寡婦が暮らしていた。アパートの住人はみな人がいい
のだが、大家のオーレンはやたらと口やかましく、皮肉屋である。
そんなオーレンの元に、これから刑務所に入るという長男から、10歳の娘サラを連れてきて、
誰も引き取り手がないので、オヤジが9ヶ月、早ければ半年で出てこられるから面倒を見ていて
欲しい、と頼まれる。オーレンは、アパートは狭い、と言って断るが、隣のリアが、面倒を見ると
言って引き取ってしまう。それからリアとオーレンは二人でサラの面倒を見ることになる。
サラが媒介となって、オーレンとサラの間は急速に接近していくのだが・・・

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2015-04-20 22:40 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)