君よ憤怒の河を渉れ

●「君よ憤怒の河を渉れ」
1976 日本 大映・永田プロ 配給:松竹 151分
監督:佐藤純彌  製作:永田雅一  原作:「君よ憤怒(ふんぬ)の河を渉れ」 西村寿行著
出演:高倉健、中野良子、原田芳雄、池部良、倍賞美津子、田中邦衛、西村晃、大滝秀治他
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<評価:★★★★☆☆☆☆☆☆>
<感想>
高倉健という映画人がどうなのか、作品を全く観たことがないので評価のしようが無い。
というわけで、タイトルから「復習するは我にあり」のような傑作臭い作品を選んで観てみた。
これ1作をもって高倉健を評価するつもりは全くないが、本作は駄作だ。久々の★4つ。
また佐藤純彌という監督がどういう人なのかも作品を観ていないので判断が付かないが、
「こんなもんか」という感じを受けた。

西村寿行の原作も読んでいないが、まあ、突っ込みどころ満載、途中で観るのをやめようかと
さえ思った。151分という長さは分かっていたから、苦痛だろうな、と思ったから。でもまあ
そうは言わず、オチも知りたいし観たわけで。

ストーリーも脚本も演出も映像も音楽も全然ダメな映画の典型で、時間も無駄に長い。
それは開始5分後から思った。冤罪で捕まった検事(高倉)はなんで弁護士を呼ばないのか、
から始まって、セスナをいきなり操縦しちゃう高倉健やそれを追いかける自衛隊の戦闘機
F104Jのちゃちっぽいこと、エンジンから黒い煙でちゃっているし。新宿に現れた数頭の馬の
シーンはあいたくちが塞がらなかった。中野良子の意味のない吹き替えバレバレの胸の
アップ。シーンに全くそぐわない漫画のような音楽。端役の棒読みのセリフ(監督はもう少し
神経つかわなくちゃ)

ラスト、巨悪西村晃を高倉と原田で銃撃して殺してしまうのだが、それが正当防衛と認められ
たり、まあ書き始めたらきりがないほどの「なんだかなあ」のオンパレード。

しかし当時は新宿の街の中で映画のロケができたんだねえ。素人を巻き込んで。
高倉健ファンや佐藤純彌ファンには、これをもって二人を評価することはしませんことを
お断りしておきますが、本作は「駄作」です。

詳しいストーリーなどはこちらのWikipediaまで。
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by jazzyoba0083 | 2015-07-01 23:40 | 邦画・旧作 | Trackback | Comments(0)