ターミネーター:新起動/ジェニシス Terminator:Genisys

●「ターミネーター:新起動/ジェニシス Terminator:Genisys」
2015 アメリカ Paramount Pictures,Skydance Productions.125min.
監督:アラン・テイラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ジェイソン・クラーク、エミリア・クラーク、ジェイ・コートニー
    イ・ビョンホン、J・K・シモンズ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
今回のシネコンはパスしようかな、と思っていた所、奥さんが観たいという「HERO」と
殆ど上映開始時間が同じで、しかもタダで鑑賞できるポイントも溜まっていたので、
涼みがてらに出かけました。小さい小屋だったのですが、結構入っていた。未だに
ターミネーター人気は衰えず、といったところか。

さて、12年振りで「I'll be back」なシュワちゃんが登場。個人的にはどうしてもキャメロンの
T1、T2のインパクトが強かっただけに、どうしてもここがベンチマークになってしまう。
CGの技術など映像テクニックは飛躍的に向上したのだろうけど、物語としてちゃんとしているか
という点が、どうしてもキャメロン作とは比較できない。だが、さりとて面白く無いかというと
そうでもない。
どこらへんが面白いのか、というとストーリーというよりも、ドッカンボッカンの戦闘シーンを
観せて緊張を煽っているという感じ。だからそれなりの音楽も頭からずっと流れっぱなしで
いささかうるさい。
しかも、本作はジョン・コナーが機械軍側に付いてしまうという禁じ手を使い、あらたな物語を
スタートさせている。本作を入れて3部作になるという。
しかも、パラレルワールドが出現(時間軸が2つある世界が進行する)ので、本作をいきなり
観た人は何のことだかわかりづらいだろう。(まあ、本作をいきなり見に行く人はいないとは
思うけど)

ベースのストーリーは最初から変わっていない。ここでおさらいをすると、機械軍との最終
戦争があるのが2029年。1作目では、この戦いのリーダーとなるジョン・コナーという英雄の
出現を許さないため、未来から殺人ロボット=ターミネーターが送り込まれ、ジョンを生む
サラ・コナーを抹殺しに1984年の世界にやって来た。しかし、彼女を救ったのがこれまた
未来からジョン・コナーの命を受けやってきたたカイル・リースであった。カイルとサラは
愛し合い、その結果、ジョンが産まれたという訳だ。

本作では2029年、30億人の人命を奪った大戦の事実を前提に、1作目のストーリーを
なぞり、1984年にカイル・リースを送り込むところから始まる。これを迎えるT-1000型
ターミネータ(イ・ビョンホン)との壮絶な戦いが展開される。これを救ったのがサラと
「オジサン」と呼ばれる初期型ターミネーター(シュワルツネッガー)だった。

そこから時間軸が2つに別れるストーリーが進行されるので、誰が誰の子供で親で、と
いうのがいささかこんがらがる。タイムパラドクスの矛盾を理解してないとリースが子供の
頃の自分と対面して話す、というシーンは違和感を覚えるかもしれない。

サラとカイルは、スカイネットが起動を始める2017年に再びタイムトラベルを試み、そこ
には白髪となったT-800型ターミネーター、「おじさん」であった。オジサンは時代が経過し
機械としては古くなってしまったが、果敢に最新式の機会軍、そして敵に回り、しかも
細胞レベルで姿を換えられるジョン・コナーと、「審判の日」到来を阻止するために戦う
のだった。

シュワちゃんも歳をとったぞ、という点をうまく利用した脚本は買わないわけではないが、
なんだか、時間も弄くり邦題で、何でもありだな、こりゃ、と思わずにはいられなかった。
さて、エンドロールで次作を匂わすのだが、スカイネットは死んでないし、ジョン・コナーも
死んではいなさそうだ。「猿の惑星」の最新作でも舞台になっていたサン・フランシスコが
また舞台になるが、ここは画になるんだな。それにしても、最近のSF映画のほとんどは
人工知能との戦いだね。ネタとしては使われ過ぎで、新鮮さを感じなくなってきた。
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<ストーリー>
「2029年、ロサンゼルス。人類抵抗軍は敵である機械軍の中枢にとどめを刺そうと
していた。1997年の“審判の日”に機械軍が放った核ミサイルで30億人もの命が
失われて以来、長く苦しかった反撃が遂に終わる。すべては“預言者”と呼ばれる
抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の指導の成果だった。

ところがその直前、ジョンを出産する前の母サラ・コナーを抹殺するため、機械軍は
ターミネーターを1984年に時間転送装置で送り込んでいた。サラ抹殺を阻止する
ため、ジョンの右腕カイル・リース(ジェイ・コートニー)が過去への旅を志願する。

1984年に到着した途端、T-1000ターミネーター(イ・ビョンホン)の襲撃を受けるカイル。
その窮地を救ったのは、ただのウェイトレスに過ぎないはずのサラ・コナー(エミリア・
クラーク)だった。歴史は書き換えられ、“2029年から送り込まれたターミネーターは
私たちが倒した”と告げるサラ。彼女が“オジサン”と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、
“スカイネット”が殺人マシンとして量産したT-800ターミネーター(アーノルド・シュワル
ツェネッガー)だった。何者かに“サラを守れ”とプログラムされたT-800は、両親を
殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら女戦士に育て上げたのだ。

T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、“審判の日”を阻止する事。そのためには、
自我に目覚めて暴走する人工知能“ジェニシス”の起動を何としても止めなければならない。
人類滅亡までのカウントダウンが迫る中、2人の前に立ちはだかる人間でも機械でもない
第3の存在。最新最強のT-3000ターミネーターの正体は……?そして、人類の救世主は
一体誰なのか……?」(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2015-07-26 12:15 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)