スナッチ Snatch

●「スナッチ Snatch」
2000 アメリカ Columbia Pictures,SKA Films.102min.
監督・脚本:ガイ・リッチー
出演:ベニチオ・デル・トロ、デニス・ファリナ、ヴィニー・ジョーンズ、ブラッド・ピット、レイド・セルベッジア他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
ガイ・リッチーと云えばマドンナの元夫、というくらしか認識が無く、(映画監督であることは
存じ上げていたけど)作品もこれが初見。

しかし、良い味わいの映画で、★は限りなく8に近い。なぜ8にしなかったかというと
エンディングも含め、登場人物の多さもあるが、筋が見えてこないということから。
映画の仕上がりとして、オフビートということは簡単だが、カメラワーク、編集、など
凝りに凝ったポップなタッチ、エキセントリックなんだけど面白い。2度観てしまったが、
やっぱり筋がよく見えてこなかった。新感覚作品として表層的は面白さは感じるだろうけど
(笑えるところは沢山あるし)ストーリーまでしっかり理解しての面白さを分かる人はそう
多くないのではないか?

最初、ユダヤ教のラヴィたち数人がダイヤモンド商を襲い、80カラット以上のダイヤを
奪う。これがダイヤの本場アントワープ。そして冒頭に出てくるジェイソン・ステイサム
演じる裏ボクシングのプロモーターたち、これはロンドン。そしてもう一つニューヨークに
いる悪党もいて、黒人3人組がからんで、更にややこしい。ブラピは裏ボクシングの
リングに上がるボクサー。ダイヤモンドがらみで母が住むトレーラーハウスを燃やされ
母を殺されてしまう。 殺した奴は6つのパーツい切り刻んで飢えた豚の餌にするのが
一番いい、とかいう気味の悪い裏ボクシングの主。

どでかいダイヤモンドをめぐる色んな「悪い人たち」のお話なのだが、それぞれがもれなく
どこか間抜けで、残虐性とオバカのギャップが面白い。ある種の群像劇として、やがて
運命が交差していく脚本の持って行き方もスマートでかっこ良かった。
ベニチオ・デル・トロなんてはじめの方に出てきてすぐに殺されちゃうしねえ。

まあ、結局ダイヤは3人の黒人たちが飼っていた犬が飲み込み、その犬をゲットした
ステイサムたちがダイヤも獲得するのだが、事態はそれだけでは収まらぬ雰囲気で
終わる。ストーリーはともかく描かれる世界のテンポあるポップな感覚の映像として
楽しんだ。
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<ストーリー>
ロンドンの下町イースト・エンド。非合法ボクシングのプロモーター、ターキッシュ
(ジェイソン・ステイサム)と相棒トミー(スティーヴン・グレアム)は、裏会社の大物に
なろうと、ノミ屋経営で大儲けしている悪党ブリック・トップ(アラン・フォード)に接近し、
彼のために八百長試合を仕込むことになる。
当日使うボクサーを連れパイキー流浪民のキャンプを訪れた彼らだが、トラブル発生。
ボクシングで勝負させたものの、パイキー青年ミッキー(ブラッド・ピット)がボクサーを
ノック・アウトしてしまったのだ。

一方、ベルギーでは86カラットのダイヤが盗まれる事件が起きており、強盗団の一人、
4本指のフランキー(ベニシオ・デル・トロ)は、ダイヤをNYのボス、アヴィー(デニス・
ファリーナ)に届けねばならなかったが、途中で小粒の盗品をさばくためにロンドンに寄り、
非合法ボクシングの賭けで罠にはめられる。フランキーからの連絡が途絶えて業を
煮やしたアヴィーが、ロンドンにやってくる。こうして事態は大混乱に陥っていくのだった。
(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2015-08-25 23:10 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)