サボタージュ Sabotage

●「サボタージュ Sabotage」
2014 アメリカ  Open Road,QED International.109min.
監督・(共同)脚本:デヴィッド・エアー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、サム・ワーシントン、オリヴィア・ウィリアムズ、テレンス・ハワード他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
エロ・グロ・スプラッタアクションとでも云えばいいのかな。まあ、面白くない訳では
ないのだけれど、普通の精神状態では考え辛い設定の映画だな。憂さ晴らしに
観るのはいいかも。個人的にはアトランタ市警の女性刑事を演じたオリヴィア・ウィリアムズが
いい役どころで、しかもいい演技で良かった。
主演のシュワちゃん、今回は肉体を使わないで、最愛の妻と息子を、麻薬組織に殺された
怒りと苦悩の男を演じている。ま、良かったんじゃないかな。

冒頭、シュワちゃんが観ている妻が誘拐されひどい目にあっているとおぼわしき画像。
ついで、シュワちゃんがボスを務めるDEA(連邦麻薬取締局)の特殊任務班の手入れらしい
映像。そこではどうやら捜査官たちは、目の前にある大金の山から1000万ドルを
頂いちゃうという行けない行為に及んでいるらしい。だが、その大金は誰かに奪われて
消えていた。
疑いを掛けられたブリーチャー(シュワ)らは、全員口をつぐんで何も言わなかった。首に
なるかと思われたが、数カ月後職務に復帰した。

さて、そこから班の屈強の仲間が一人、一人と惨殺されていく。これを捜査するのが
アトランタ市警の女性刑事キャロラインだ。彼女は連続する特殊任務班の殺人に
関連性を感じ、捜査に乗り出す。その間にもまた一人、と殺される。疑心暗鬼になる
メンバーたち。

そうこうするうちに、南米の麻薬密売組織が、復讐に使う殺人集団が浮かび上がった。
しかし、金を奪われた組織が依頼した彼らが下手人ではないという証拠が出てくる。
では一体メンバーを殺害して回っているのは誰か?

実は、仲間にいたんですよねえ、ボスのブリーチャーからヤクだけはやめろと
言われていた紅一点の潜入捜査官リジーと黒人捜査官シュガー(テレンス)が
影でくっついていて、いたのだ。(リジーはメンバーである捜査官の妻であった)
リジーは夫を殺して冷蔵庫に入れるという、もう正気を失ったとしか思えないような
所業を繰り返していたのだ。激怒するブリーチャー。

ブリーチャーは、キャロライン刑事を利用して敵の情報を集め、組織が雇った殺人集団の
仕業ではないことを割り出し、ついには仲間を殺していたのはリジーとシュガーと
分かり、激怒、二人を追いかけて殺す!(トランクに人を乗せて走りまくるこのカーチェイスは
面白かった)

ブリーチャーはキャロラインに自分らが金を奪うことを計画、しかし金は消えてしまって
いたこと、自分の妻と、息子が組織に殺され復讐を誓っていたことを明かし、メキシコへと
旅立つ。金はブリーチャーが現地の警察を買収するためにガメていたのであり、現地警察署
署長をたらしこんで、妻子惨殺犯の居場所を突き止め、酒場で銃をぶっ放しまくり、
実行犯のボスの頭に一発お見舞いし、満願。しかし、ブリーチャー自身も撃たれていた。
果たして、彼は死んじゃうのか??

ざっとこんな話なんだけど、結局はブリーチャーが妻子を惨殺された復讐のため、特殊
任務班を利用してメキシコ警察買収資金を調達、途中まさか、リジーとシュガーが組んで
仲間を殺しにかかるとは予想しなかったが、アトランタ市警キャロライン刑事の存在もあり
メキシコへと渡り、本懐を遂げた、ということだね。
ブリーチャーの怒りも分かるけど、仲間を巻き込んでしまった罪を大きいんじゃないか?
キャロラインも利用したのね。 可哀想だったのは、リジーに首を切られて冷蔵庫に入れられ
てしまう夫である隊員と、キャロライン刑事だなあ。
シュワちゃん渋くていいんだけど、役柄的にあまりシンパシーを感じられない存在だったな。
あの特殊任務班(潜行捜査員チーム)って、シュワちゃんのプライベート軍隊みたいだな。
礼状なんか無いし、やりたい放題。あんなこと許されるのかなあ。
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<ストーリー>
アーノルド・シュワルツェネッガーが「エンド・オブ・ウォッチ」のデヴィッド・エアー監督との
異色のタッグで贈るハード・アクション・ミステリー。シュワルツェネッガー扮するベテラン
捜査官率いる麻薬取締局(DEA)のエリート捜査チームが、危険な麻薬組織へのガサ
入れをきっかけに、一人また一人と消されていく中で互いに疑心暗鬼に陥っていくさまを
リアルかつ迫力のアクションとともに描く。
共演はサム・ワーシントン、オリヴィア・ウィリアムズ、テレンス・ハワード、ジョー・マンガニエロ、
ミレイユ・イーノス。

 DEAのジョン・ウォートンは、“破壊者”の異名で恐れられる伝説の捜査官。そんな彼が
率いる特殊部隊は、副リーダー格のモンスターはじめ恐れ知らずのタフな部下8人で
構成された最強チーム。彼らが次に狙うのは、要塞と化した麻薬カルテルのアジト。

その計画には摘発という表の目的に加え、そこに眠る2億ドルの闇資金から1000万ドルの
大金をネコババしてチーム内で山分けするという裏の目的もあった。こうして襲撃作戦は
決行され、仲間の一人を失う犠牲を出したものの概ね予定通りに完了する。

ところが隠したはずの1000万ドルが忽然と消えてしまい、おまけに不正を疑われた
ジョンは閑職へと追いやられてしまう。半年後、ようやくジョンがチームに復帰するが、
時を同じくして、メンバーを標的とした連続猟奇殺人事件が発生、一人また一人と不可解な
死を遂げていく。アトランタ市警のキャロライン刑事と協力して事件の真相解明に乗り出す
ジョンだったが…。(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2015-11-21 23:15 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)