マイ・ライフ・メモリー Sunlight Jr.

●「マイ・ライフ・メモリー Sunlight Jr.」
2013 アメリカ Original Media,Freight Yard Films and more.90min.
監督・脚本:ローリー・コルヤー
出演:ナオミ・ワッツ、マット・ディロン、ノーマン・リーダス、テス・ハーパー他
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<評価:★★★★★☆☆☆☆☆>
<感想>
オスカー級が出演しているので、嫌な予感はあったけど短いし、観てみた。あかん。
本作の女流監督は、「アメリカ南部のホワイトワーキングプア」の実情を描きたかったとの
ことだ。だが、これを映像化する意味があったのだろうか。救いのない現状を言いたかった
のかも知れないけど、頭の悪い人々が少しでもまともな生活をしようとする自助もない。

勝手に妊娠した子供を堕ろして殺しちゃうし、金がないのに酒や煙草は止めないし。
たしかにこういう人たちはいるだろう。それが現実なんだろう。ならドキュメンタリーを撮れよ、
と言いたくなる。作劇で訴える以上は、それからなんらかのメッセージを観客は受け取りたい
はず。「ああ、こんな奴がいるんだ。それで俺も安心した」と思われたら最悪だ。
また他国にはアメリカ南部にはトランプの過激なヘイトスピーチを支持するこういう恵まれない
バカの集団が存在するのね、と思われるのがオチだ。

終始暗く、暗澹とし、カタルシスもなく終わっていく。自分たちでなんとかあがいたのかよ!と
観客は言葉を投げつけるだろう。特に堕胎した女については、母となれば、どんなに辛抱しても
命を捨てることなど選択肢に入らないと思うのだけど。彼女も人生を打開しようとしない。一方
なぜ車いすの身になったかも分からないダンナは、酒浸りで、働こうとするのだが挫折の連続。
それ以上のことをしようと思わない。こういう輩が犯罪者になっていくのだろうなあ。

ナオミ・ワッツ、こんな映画に出ていたらダメですよ。観終わって気分の悪い映画だった。
原題はナオミが務める嫌な副店長のいるコンビニの名前。いかにも寓意的である。
邦題のタイトルは味もへったくれもない、どうしようもないもの。
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<ストーリー>
アメリカの底辺社会で貧困にあえぎながらも、車椅子の恋人と共に生きようとする女性の
姿を描くヒューマンドラマ。
監督・脚本は『シェリーベイビー』のローリー・コルヤー。
出演は「インポッシブル」のナオミ・ワッツ、「クラッシュ」のマット・ディロン、「スティーラーズ」の
ノーマン・リーダス。「未体験ゾーンの映画たち2015」にて上映。

フロリダの小さなコンビニ“サンライト・ジュニア”の店員として細々と働いているメリッサ
(ナオミ・ワッツ)は、リッチー(マット・ディロン)と共にモーテルで暮らしている。テレビの
修理屋だったリッチーは半身不随の障害を負い、現在は毎月国から月々の支援を受けて
いるが、そのほとんどを近所の酒場で使ってしまう生活が続いていた。

そんな中、メリッサがリッチーの子供を身ごもり、辛い貧困生活の中にささやかな希望を
見出した二人。だがメリッサの前に、暴力が原因で別れた元恋人ジャスティン(ノーマン・
リーダス)が現れ、彼女の気持ちをかき乱す。うまくいっていたはずのメリッサとリッチーも
出産後の経済的不安を抱え、次第に衝突、二人の人生が一変していく……。(Movie Walker)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2015-12-17 22:50 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)