マーダー・オブ・キャット Murder of a Cat

●「マーダー・オブ・キャット Murder of a Cat」
2014 アメリカ Seine Pictures.101min.
監督:ジリアン・グリーン
出演:フラン・クランツ、ニッキー・リード、J・K・シモンズ、グレッグ・キニア、レオナルド・ナム他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
日本未公開の作品が並ぶWOWOW「ジャパン・プレミア」にて鑑賞。
不思議な作品だ。いうなれば「面白うて、やがて悲しき・・・」という感じか。
この作品についてある人が書かれていて、なるほどなあ、と感心したのは
出てくる人物がみんな単身で寂しいという点。言われてみれば、主人公のオタク青年、
離婚した母親、スーパーを辞めたグレタ、保安官、スーパー経営者フォード、みんな
単身であり孤独を囲っている。寂しい人々だ。
その人々が一匹の猫の死が求心的役割を担って集まってくる。またこれらの人々が
みなヒトクセもフタクセもあり、そのあたりのドタバタが映画の面白みとなっている。

主人公クリントンと彼女?グレタが猫殺しの真犯人探しをしていくのが主軸なのだが、
クリントンの行動のズレと、しかし真犯人には近づいているということが面白い。
また母親の彼氏となる保安官(シモンズ)が、クリントンを諭している姿もまたいい感じ。
いい大人なんだけどねえ。変ちょこりんなんだけど、それぞれのキャラクターが良く
立っていて、細かい考え落ちなんかも散りばめられていて、佳作とか為になるとまでは
いかないけど、何となく心がほのぼのして孤独が癒やされるような楽しい映画ではあった。

監督はサム・ライミの奥様で、プロデュースにサム・ライミ自身も入ってサポートしている。
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<ストーリー>
ハリウッドのヒットメーカー、ライミ監督が本当にプロデュースしたのかというほど小規模の
インディーズ映画だが、それもそのはず、G・グリーン監督はライミ監督の妻で、本作が
初の長編映画。
ユーモアと毒っ気に満ちているあたり、夫ライミの作風に通じていると言えなくもないのが
ユニークだ。出演は「キャビン」のF・クランツ、「トワイライト」シリーズのロザリー役N・リード。
「セッション」での熱演によって第87回アカデミー賞の助演男優賞に輝くシモンズも保安官役で
出演。WOWOWの放送が日本初公開。

実家で母親と2人で暮らしている無職の青年クリントンは、親友のようにかわいがっていた猫
マウサーが何者かにクロスボウの矢で射られて殺され、悲しむ。やがてクリントンは近所に
住む美女グレタもクロスボウを持つ犯人に愛猫を殺されたと知るが、彼女の愛猫ホレイショは、
実は彼らの家を往復していたマウサーだった。
クリントンたちはクロスボウを売っている大型スーパーのオーナー、フォードに誰に商品を
売ったか問い詰める……。 (wowow)

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by jazzyoba0083 | 2016-02-13 22:50 | 洋画=ま行 | Trackback | Comments(0)