プールサイド・デイズ The Way,Way Back

●「プールサイド・デイズ  The Way,Way Back」
2013 アメリカ Sycamore Pictures,and more.104min.
監督・(共同)脚本・(共同)製作総指揮:ナット・ファクソン
出演:スティーヴ・カレル、トニ・コレット、アリソン・ジャネイ、アナソフィア・ロブ、リアム・ジェームズ他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
なかなか良く出来た甘酸っぱい青春ドラマ。日本では劇場未公開ながら、本国では
結構ヒットしたようだ。親子、友情、恋愛というこの手の王道のエピソードを上手い舞台を
使って手堅く面白く、ユーモアもたっぷりで描いた。役者たちもまた達者だった。

自分に自身が持てず、また周りもそれに鞭打つようなことをいう環境の、うじうじ少年が
ひと夏のプールでのバイトと、恋愛で成長していくお話。ちょっとつじつま合わせのご都合
主義が見える所もあるけど、まあ、青春ドラマなんで許せる。主人公のダンカン少年を
応援したくなるっつー思いで気持よく映画を見終えることが出来た。
だだ、離婚だの恋人関係などで人物設定がごちゃごちゃになりそうなので、誰が誰、と
見極めつつ観るのが吉だと感じた。

離婚した母パム(トニ・コレット)の新しい恋人トレント(カレル)は、はっきりしないヘタレ
気味のパムの息子ダンカンに苛々していて、「お前は10点満点で3点だ」とか酷いことを
平気で言う。

そんな危うい家族が夏休暇で、友人の別荘に遊びに行く。大人どもはマリファナ、セックス、
浮気と14歳のダンカンにしてみれば、アホなことばかりやっている。そんな中で、遊びに行った
ゲーセンでパックマンをやっていたウォーターパーク従業員オーウェン(サム・ロックウェル)と
出会う。ダンカンは家族に内緒でウォーターパークでバイトを始めるのだが、結構いい加減に
見えて、人生に対し結構いいことを言うオーウェンの影響を受けダンカンは次第に「大人」に
なっていく。

一方、隣の家のスザンヌ(アナソフィア・ロブ)とはフィーリングが合っていい感じになる。
でも奥手のダンカンはなかなか積極的になれない。そうこうしているうちに母パムと
恋人トレントの仲が悪くなり(トレントが浮気していたことがバレたり)、急遽休みを切り上げ
帰ることになる。スザンヌとの別れが辛いダンカン。スザンヌの方からキスのプレゼント。
また、帰り際、ウォーターパークに寄り、チュウーブライダーで神業と言われる追い抜きを
披露してみせた。オーウェンをはじめとするパークの従業員からは温かい言葉が掛けられる。

そんなこんなでワゴン車の後ろに後ろ向きに座ったダンカンの横に母もやってきた。
母はトレントと別れるつもりらしい。二人して後ろ向きに座っているのが象徴的であった。
かくしてトレントはひと夏の経験を通して、一皮むけた少年になっていったのだった。
大事なのは出会いなんだなあ。

男の子の思春期を描いた佳作としてお勧めしたい映画だ。
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<ストーリー>
両親が離婚し、夏休みを母親とその新しい恋人と過ごすはめになった孤独な少年が、
旅行先で奇妙な男と出会ったことから自分を変えていく。ほろ苦くも爽やかな青春ムービー。

「ファミリー・ツリー」の脚本で第84回アカデミー賞脚色賞に輝いたN・ファクソンと
J・ラッシュのコンビが、今度は脚本に加え監督にも挑んだみずみずしくほろ苦い青春映画
の秀作。
離婚した母親とその新しい恋人との生活になじめず苦悩していた思春期の少年が、ちゃらん
ぽらんな男と知り合ったことから成り行きでプールでアルバイトを始め、ようやく自分の
居場所を見つけていく。
この奇妙な男を「月に囚われた男」のS・ロックウェルが好演するほか、S・カレルや
T・コレット、A・ロブなど共演陣も充実。

14歳の内気な少年ダンカンは、離婚した母の新しい恋人トレントと馬が合わずに悩んで
いた。夏休みをトレントの別荘で過ごすことになった彼は、そこでも孤独な日々を過ごして
いたが、あるとき、ふと足を向けたウォーターパークで、ちゃらんぽらんな従業員の
オーウェンと知り合う。
成り行きからそこでアルバイトすることになったダンカンは、初めての仕事やオーウェンら
奇妙な人々との交流の中で、次第に心を解放していく。 (WOWOW)

この映画の詳細はこちらまで。
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by jazzyoba0083 | 2016-02-19 22:50 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)