ジュピター Jupiter Ascending

●「ジュピター Jupiter Ascending」
2015 アメリカ Warner Bros. Village Roadshow Pictures.127min.
監督・脚本・(共同)製作:ザ・ウォシャウスキーズ
出演:チャニング・テイタム、ミラ・クニス、ショーン・ビーン、エディ・レッドメイン、ダグラス・ブース他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
ウォシャウスキー兄弟(では無くなったけど)は、「マトリックス」の時、途中でギブアップ
した経験から、好んでみることはなかった。今回は大好きなジャンルの宇宙ものである
ということもあり、鑑賞してみることにした。

ウォシャウスキー兄弟(今や姉妹だけど)の世界観がどんなものかはわからないのだが、
独特の耽美的なデザインの宇宙船や衣装などを観ていると、こういうテイストなのか、とも
感じる。本作は途中で止めようか、とは思わなかった。しかし、「マトリックス」を知っている
ファンにとっては物足りなかったらしい。確かに、色んなプロットに既視感があり、いわゆる
形而下的に分かりやすい内容なので、いわば「マーヴェル映画」のような塩梅になっちゃって
いるのだね。私としては分かりやすくてまあまあ面白かったけど。

本作を観ていて思ったのは「ターミネーター」「ウルヴァリン」「シンデレラ」「マイティー・ソー」。
全く同じではないのだけれど、通底するものを感じた。だからどうだということもないのだけれど。
現代の地球に暮らすミラ・クニスが実は宇宙を支配する一族の仲間だった!という骨子で
ミラ・クニスが邪魔でこれを亡き者にしようとする勢力を、格好良いスーパーマンみたいな男が
守るという・・。

支配者一家の母が亡くなり、三兄弟が派遣を争う事態になる。で、王女の生まれ変わりという
ことになった地球のトイレ掃除のおねえちゃん、ミラ・クニスを、次兄のレッドメインが殺しに
かかる。レッドメインに対抗する勢力によってミラ・クニスを救う為に地球に送り込まれた
男こそ、チャニング・テイタムなわけだ。
彼は狼と人間のハイブリッドで、なんらかの罰で翼をもがれていたが、実は有翼でもあった。
インラインスケート様のブーツで自由に空を飛び、ミラ・クニスに訪れる危機を救うのだ。
戦いには例によってワイヤーアクションもあるのだが、何か全体に締まりがないというか
ピリッとしないというか。詰めが甘い、というか。物語性の充実度に欠けるというか。
本作は興行的にも失敗となり評価も低かった。まあ、むべなるかな、という感じではある。
したがってせっかくのチャニング・テイタムもエディ・レッドメインも生きてこない。

ミラ・クニスが演じるのはジュピターと名付けられた女性で、お父さんはジュピターがお腹に
いるときに強盗に銃で殺されてしまい、母と親戚たちと生活し、主な仕事はトイレ掃除の
請負。口癖は「もう嫌!こんな生活!」。このセリフがラストでオチになるのだが。
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<ストーリー>
 「マトリックス」「クラウド アトラス」のラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督が、宇宙を
舞台に壮大なスケールで贈るスペース・アドベンチャー大作。近未来の地球で貧しい
暮らしを送るヒロインが、ある日突然、宇宙最大の王族を巡る王位継承の争いに巻き
込まれ、彼女を護るために遣わされた究極戦士とともに、人類の命運も左右する壮絶な
戦いに身を投じていくさまを描く。
主演は「マジック・マイク」のチャニング・テイタムと「テッド」のミラ・クニス、共演にショーン・
ビーン、エディ・レッドメイン。

 近未来の地球。生活のために働きづめの日々を送る女性ジュピター。ある日、謎の戦士
ケインが現われ、彼女が地球さえも支配管理している宇宙最大の王族の末裔だと告げる。
その王族は現在、一族を統べる女王が亡くなり、王位を巡って継承権者の間で争いが勃発
していた。
そんな時、女王と同じ遺伝子配列を持つ“生まれ変わり”の存在が明らかとなる。それが、
地球の女性ジュピターだったのだ。継承権者の一人バレムは、そんなジュピターを人類ごと
消し去ろうと画策する。一方ケインは、それに対抗して地球に送り込まれた最強の戦士。
彼に与えられた使命はジュピターを護ること。そんなケインの力を借り、人類の危機に立ち
上がるジュピターだったが…。(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2016-03-15 23:40 | 洋画=さ行 | Trackback | Comments(0)