恋のじゃま者 Nothing in Common

●「恋のじゃま者 Nothing in Common」
1986 アメリカ Delphi Films,Rastar Productions,TriStar Pictures.119min.
監督:ゲイリー・マーシャル
出演:トム・ハンクス、ジャッキー・グリーソン、エヴァ・マリー・セイント、ヘクター・エリゾンド他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
ゲイリー・マーシャルという監督さん、この4年後に「プリティ・ウーマン」を撮るわけだど、
その後の作品を観ても、一発屋ということになってしまうのだろうか。
本作も、邦題がヘンチョコリンだけど、いわば親子関係再生のけっこう良いテーマが
設定されているのだけど、トム・ハンクスの女の子ネタと饒舌なジョークに長い時間を取って
しまい、締りのない、視点がボケた映画になってしまい、勿体無いことをした。

トム・ハンクス自身もこの時代あたりはいい作品に当たらない苦悩の時間帯であったの
だろうな。

有能なのだけれど、生活がルーズで女の子ばかり追いかけている広告マン、デヴィッド。
(トム・ハンクス)観ているこっちが苛つくほどC調なやつ。
で、デヴィッドの父親から36年連れ添った母さんが出てった!という泣きの電話が入り、
そこから両親の騒動に子どもとして巻き込まれ、(自分から巻き込まれていったのだけれど)
疎遠であった父を理解し、母とも愛情を確認する、というお話。そして、デヴィッド自身は
幼なじみの「友達」としてしか見ていなかった女性との間に愛を見つけ・・・。

簡単に端折るとそういうお話。作品の3分の2は、後半3分の1の両親との和解への
冗漫なる前フリ。あと30分短くしたらもう少しピリッと引き締まった映画になったのでは
ないか。物語の前半のデヴィッドと後半のデヴィッドの落差を見せたかったにしても、だ。

厳しかったが女に甘かった父親がひた隠しにしていた糖尿病により、両足に
壊疽が発生し、指を切断せざるを得ない状況、またそれを許してしまっていた母の
無関心・・その無関心とて原因は父親にあり、そうした父親を作った遠因は母の育ちに
あり、その母の育ちを理解しない父も悪いのであり、という割と分かりやすい因果応報の
輪廻なのだが、その前ふりが冗漫で頂けない。
せっかくデヴィッドが物語の中で手掛ける航空会社のCMのコンセプトが家族でるのも
含め、残念だ。
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<ストーリー>
デイヴィット・バスナー(トム・ハンクス)は、シカゴの広告代理店に勤めるエリートだ。
その日は昇進も決まり、意気揚々。会社のボス、チャーリー(ヘクトール・エリゾント)たち
との呼吸も合い、ガールフレンドにも恵まれ、大いに満ち足りている。

が、一つ、悩みのタネがあった。父のマックス(ジャッキー・グリーソン)を残して母の
ロレイン(エヴァ・マリー・セイント)が、家出をしてしまったのだ。34年の結婚生活の
突然の破局で混乱する両親を前にして悩むデイヴィット。そんな彼を慰めるのは、
ハイスクール時代からのガールフレンドで演劇のインストラクターをやっているドナ
(ベス・アームストロング)。一方、会社では大手の航空会社“コロニアル・エアライン”
との取り引きの話しが持ち上がり、クライアントに会いに行ったデイヴィットは、そこで
社長と共に現れた美しい女シェリル(セーラ・ウォード)と知り合い、早速ベッドイン。

ところが彼女は社長の娘で、彼女の取なしもあって取り引きは大成功。仕事は順調
だったが、父マックスが交通事故を起こして会社をクビになり、デイヴィットを頼ること
しきり。ロレインも何かと電話をかけて来る。
しかし、時がたつに従ってデイヴィットにはそんな父の事が、哀れに思えて来た。

更にマックスは、足のリウマチがもとで切断手術を受けなければならなくなる。こんな
父の手術の日を前に“コロニアル・エアライン”の社長にニューヨークへ行くように命じ
られるデイヴィット。仕事を取るか、父を取るかで悩む彼は父親の方を取った。
以前には持った事のないような共感と愛情を持って、病院の父の面倒を見る
デイヴィットの姿があるのだった。(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2016-03-26 23:10 | 洋画=か行 | Comments(0)