ピッチ・パーフェクト Pitch Perfect

●「ピッチ・パーフェクト Pitch Perfect」
2012 アメリカ Brownstone Productions (III),Gold Circle Films.112min.
監督:ジェイソン・ムーア  原作:ミッキー・ラプキン
出演:アナ・ケンドリック、スカイラー・アスティン、レベル・ウィルソン、アダム・ディヴァイン、アンナ・キャンプ他
e0040938_1475215.jpg

<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>
WOWOWでの放映を観た。家内の予約であったが、面白そうなので観てみたら
ホントにたいそう面白かった!★は7,5だ。アナ・ケンドリック目当て、というのもあったけど、
女子アカペラ隊のメンバーがそれぞれ個性豊かで、キャラが立っていて歌も合わせてカラフル。
アメリカにはこういう大学生の運動や音楽を中心にした青春学園バラエティというジャンルが
確立していて、テレビ出身者の登竜門みたいな部分もあり、固定的なファンも多い感じだ。

大会を実況する二人のアカペラ協会の役員にしてDJの年増の男女二人が、狂言回し的な
役割で、ギャグやシモネタも満載で作品のドライブ剤になっていていい感じ。
本作のヒットに気を良くしてプロデュースサイドはパート2を作った。これも当然観てみたい。

アナ・ケンドリック、コケットに振るほうがいいのか、シリアスに振ったほうがいいのか分かりづらい
感じの女優さんだが、特徴ある顔立ちは嫌いじゃない。それに彼女、ブロードウェイ育ちなので
歌は上手い。
先にも書いたが、バーデン大学の女子アカペラチームの部員たちが個性豊かで、当然、今の
アメリカでこういうチームとなると、黒人、デブ、アジア系、LGBT、ユダヤはマストなんだろう、
それぞれキャスティングされていて、またその個性の味付けが面白い。これは脚本の勝利だ
ろう。中でも、自分のことをファット(デブの)と呼ぶエイミーの歌唱力とデブとは思えない
キレキレのダンス、彼女が吐く毒を含んだジョークのあるセリフなどが良かった。
冒頭の全国大会決勝でいきなり猛烈なゲロを客席に向かって放出するリーダー・オーブリーの
シーンからして、本作、只者じゃないと思わせるのだ。いわゆる掴みはOKってやつ。

お話は簡単で全米大学アカペラ選手権を目指す、バーデン大学の伝統あるアカペラチームの
奮闘ぶりを男子アカペラチームとの恋愛模様を絡めて描く、学園ドラマの王道的ストーリー。

リーダーのオーブリーは強権で、古い歌ばかり歌っていたが、新入部員のベッカ(アナ)は
自分なりにアドリブを入れたりしてリーダーと衝突。一旦はバラバラになり、準決勝では
3位になるが、2位だったチームに高校生が居て失格、急遽出決勝出場が決まり、恩讐を
乗り越えてメンバーが集まる。リーダーも考え方を変え、服装も歌も踊りもソロも
今風の活気あるものに変更、見事、優勝を獲得したのだ。その過程の中で、ベッカと
同じ大学の男子グループ、トレブルバスターズ(優勝の常連)のメンバー、ジェシーとの
恋愛模様が横筋として描かれ、縦筋、横筋ともメデタシというハッピーエンディングを
迎えるのはこの手の映画のこれまた常道。構成、演出、演技とも予想を裏切る面白さ。
お勧めしたいです。
e0040938_1481816.jpg

<ストーリー>
2012年に全米で口コミから人気に火がつき予想を超えるスマッシュ・ヒットとなった
アナ・ケンドリック主演の学園音楽コメディ。渋々入った大学で女子アカペラ部にスカウト
されたヒロインが、ひとクセもふたクセあるメンバーたちと衝突を繰り返しながらも絆を
結び成長していく姿を、過激なギャグを織り交ぜつつ迫力あるアカペラ・パフォーマンスの
数々とともに描き出す。
共演はレベル・ウィルソン、ブリタニー・スノウ、ジョン・マイケル・ヒギンズ、エリザベス・バンクス。
監督はブロードウェイ・ミュージカルの演出家として活躍し、本作が映画監督デビューとなる
ジェイソン・ムーア。

 音楽プロデューサーを目指すベッカは、バーデン大教授の父親に説得され、意に反して
同大学に入学する。学園生活に何の期待もないベッカは、サークルの勧誘にもまるで興味なし。
ところが、シャワー中の鼻歌を聞かれたクロエに強引にスカウトされ、彼女のいるアカペラ部
“ベラーズ”に入部することに。
ベッカはそこで、自ら“ファット”と名乗るエイミーやエロさ全開のステイシー、レズビアンの
シンシアら個性あふれる新入部員と巡り会う。そして部長オーブリーの厳しい指導の下、
全国大会出場を目指して練習に励むベッカたちだったが…。(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2016-04-01 22:45 | 洋画=は行 | Comments(0)