パッセンジャー57 Passenger 57

●「パッセンジャー 57 Passenger 57」
1992 アメリカ Warner Bors. 85min.
監督:ケヴィン・フックス
出演:ウェズリー・スナイプス、ブルース・ペイン、トム・サイズモア、アレックス・ダッチャー他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
WOWOWで「カプリコン1」などと並んで放映していたので、観てみた。IMDbの評価も
低く、心配しながら観始めたのだが、案の定、途中で「なんだかなあ」って感じになって
しまった。ウェズリー・スナイプスのマーシャルアーツが見どころなんだろうけど、今見ると
普通。ただ、本物のDC10を使った空撮などは迫力があったし、スタンドインを使ったのだ
ろうけど、走行中のDC10に飛び乗ったり、飛び降りたり、そのあたりはインパクトがあったが
全体的に、トホホなダイハードというような体裁になってしまった。航空機関士がいる
3人体制のパイロットに時代を感じた。
だいたい突っ込みどころが満載で、おいおい、という調子になってしまうのが痛かった。
冒頭の凶悪犯レーンが整形手術を受けようとする所は、お、何が始まるか、と期待した
部分もあるのだけどね。

どんな突っ込みどころがあったか、というと、
・警備主任がいきなり副社長に抜擢されるという。(まあ、アメリカの副社長は日本の
それとはだいぶ違うとはいえ)
・凶悪テロ犯の護送にビジネスクラスの、しかもど真ん中を使うかネ。
・スナイプスが飛び立つ旅客機の前輪に飛びつき、そこから機内に入るのだが、実際
そんなことが可能か?
・機内でサブマシンガンみたいなものを乱射すれば、機体にアナが開いてエライ事に
なると思うのだが。
・凶悪犯のボスがCAや貨物スタッフや乗客になりすました手下に助けられるという
シチュエーションなのだが、CAやスタッフが正規に採用され、ボスが護送される便に
全員示し合わせて乗り込むことなど出来るのだろうか?なしすましたとしても、知らない
CAがいたら即バレると思うのだが。
・一旦、小型機用に飛行場に着陸するのだが、その時、乗客に混じって逃げた犯人
グループの内、ボスは逮捕されるのだが、貨物スタッフだったやつが、警官の制服と
ライフルをかっぱらって、再びタラップを上がるボスの両脇にいるFBIを遠方から
撃つのだが、あやつ、いつ警官に化けられたんだろう。
・スナイプスの同僚が「ロスに行けばいいことが待っているよ」というのだが、それって
映画の中で明かされていなんじゃないか?

などなど、どうもご都合主義的な展開が多くて、ついていけない風情。

凶悪テロ犯レーンが捕まり、LAに護送されることになった。たまたま警備主任から
警備担当副社長に昇進が決まったカッター警護主任も乗り合わせていた。
しかし、レーンは乗務員や乗客にまぎれた手下たちの乗っ取りで救われ、まずは
小型機専用の飛行場に着陸。その後、カッターやCAたちの活躍で多くの乗客と
乗務員が助かったのだ。カッターはなにかと彼の手助けをしてくれたCAと再婚する
ことを決めていた。というようなお話なんだけど。
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<ストーリー>
レイン(ブルース・ペーン)は、ここ一年間に起こった4回の航空機爆破事件の犯人。
頭が良く、人を引き付ける魅力と行動力を兼ね備えているが、感情や良心というものがなく、
情報当局者たちは彼を恐怖のレインと呼んでいた。
FBIに拘留されたレインは、ロサンゼルスで行われる裁判のために護送されることに
なったが、なんと驚いたことに、護送には飛行機が使われた。その飛行機には
ジョン・タッカー(ウェズリー・スナイプス)が乗り合わせていた。
ジョンはレインと同じく、頭がよく行動力に溢れた男だが、中味は正反対。火の打ち所の
ない経歴の持ち主で、テロ対策の専門家としても世界でトップ・クラスの人物だった。

妻がピストル強盗の犠牲となってからは、第一線を退いて、もっぱらセキュリティーの
ノウハウを教える仕事に従事していたが、大手航空会社の重役になっている旧友の勧めで、
その航空会社のテロ対策専門官の職に就くことになり、ロサンゼルスに向かう途中だった
のである。

ところがレインの方はロサンゼルスに行く気など毛頭ない。離陸後、レインは仲間と一緒に
FBI捜査官たちを殺し、航空機をハイジャックする。レインの残虐な計画を阻止するために、
ジョンは飛行機の燃料を抜いてしまう。着陸するより他なくなったレインたちは近くにあった
小さな飛行場に降り立つ。ジョンに濡れ衣を着せ、逃げるレイン。それを追うジョン。

レインたちは再び燃料を積んだ飛行機に乗って離陸しようとするが、ジョンは滑走中の
飛行機に車で追いつき、飛び移る。機上での格闘の末、ジョンはレインを逮捕するのだった。
(Movie Waker)

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by jazzyoba0083 | 2016-04-30 22:45 | 洋画=は行 | Comments(0)