ラブストーリーズ コナーの涙 The Disappearance of Eleanor Rigby: Him 

●「ラブストーリーズ コナーの涙 The Disappearance of Eleanor Rigby: Him」
2013 アメリカ Unison Films,Myriad Pictures and more.95min.
監督・脚本:ネッド・ベンソン
出演:ジェームズ・マカヴォイ、ジェシカ・チャスティン、キアラン・ヘインズ、ビル・ヘイダー他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
「ラブストーリーズ エリナーの愛情 The Dissapearance of Eleanor Rigby:Her」と
2作品で1つの構成を成すものゆえ、片方の映画だけでは、主人公コナーとエリナーの
心情は分かりづらい。特に本編を最初に見ると、この夫婦の間にいた子供(2歳?)が
何らかの原因で死亡したことが、二人の間の決定的な感情の分かれ目になる、と
いうことが後半にならないと分からない。加えて、半分だけなので映画から得られる思いも
半分な感じなんだろう。一つの事象を男性目線と女性目線から見た2つの作品から構成する
という着想は本作が嚆矢というわけではない。

コナーの涙、の方は男性(マカヴォイ)から見たエリナーとの愛情を描くのだが、冒頭、
レストランで食事をしていて食い逃げをはかり、逃げおおせて夜の公園に倒れこみ、
ホタルを見て綺麗だね、なんていっているカップルが、妻の方から「浮気してよ」とか
「私達一からやり直したいの」「距離を置きたい」とかいわれちゃって男は目を白黒させる
わけだが、こりゃ、見ている方も、????ってな感じで(これが監督の狙いかも知れないが)
エリナーの愛情を最初に見ておけば、二人の間の2歳の愛児が何らかの原因で亡くなり、
その後二人の間がぎくしゃくしているとわかるのだろうけど、本作では家で飼っていた
金魚(熱帯魚?)が死んじゃった件で、男が父と会話するシーンが出てくるまで、きっかけが
わからんのだわね。 

突然男の前から姿を消し、大学の聴講生になってみたり、後をつけた男に対し「もう私たち
終わったのよ」とか言う割に、男の経営するレストランに突然現れ、ドライブに誘ったりする。
よー分からんぞ! 次第に二人の間の子供が亡くなったことが原因らしいとわかってくるの
だが、男がレストランをたたみ、父親のレストランを手伝うことを決め、アパートを引き払う
ところで女が登場、そして夜道を歩く男の後を追う女・・。男としては(本作だけの情報だと)
なんだかわかんないうちに女に捨てられ、しかし事業を仕切りなおし、さあ、また頑張ろうと
自分なりに成長したわけだよね。引っ越し寸前の部屋に現れたエリナーは幻?
モトサヤに戻ったわけ?彼女の心の傷は何を以って回復したというの?分からんなあ。
WOWOWもエリナーの愛情の方を先に放映して欲しかったなあ。本作だけでは釈然とし
ないので、いずれエリナーの愛情を見た時に合わせてもう一度感想を書いてみたい。
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<ストーリー>
最愛の子どもの死をきっかけに互いの心がすれ違い、やがて別れを決断したカップルが、
再生へと向かう紆余曲折の道のりを、男女それぞれの視点から捉えた2つの作品で描き
出した異色作。本作はその女編。主演は「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインと
「つぐない」のジェームズ・マカヴォイ。監督は、これが長編デビューのネッド・ベンソン。

 ニューヨーク。幼い我が子を失った悲しみから神経をすり減らし、情緒不安定なエリナー。
夫コナーにも気持ちを分かってもらえず、互いの心は離れていくばかり。ある日、思いあまって
マンハッタン橋から身投げして腕を骨折してしまう。退院した彼女は夫のもとへは戻らず、
家族の暮らすウェストポートの実家に身を寄せる。心機一転とばかりに髪を切り、大学に
通い始めたエリナー。そんな彼女の前に、彼女の行方を必死に探していたコナーが現われるが…。
(allcinema)

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by jazzyoba0083 | 2016-07-03 21:10 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)