インディペンデンス・デイ リサージェンス Independence Day: Resurgence

●「インディペンデンス・デイ リサージェンス Independence Day: Resurgence 」
2016 アメリカ Stereo D,Twentieth Century Fox Film Corporation .120min.
監督・(共同 製作、脚本、原案):ローランド・エメリッヒ
出演:リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、マイカ・モンロー他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
エメリッヒ、やっちまったなあ。事前にIMDbの評価を見ちゃったのでその低さにいささか
恐れをなして観に行った。大きなスクリーンのシネコンは結構な入り。3D吹き替えで鑑賞です。

一作目から20年、更に凶暴になったエイリアンが地球を襲う。それを再び大統領以下の
米国チームが撃退するわけだがが、まあ、ストーリーが陳腐で、見どころは空中戦か、と
思って期待したけど、こちらも想像を超えるものでは無かった。1作目は、胸熱くなる地球防衛戦が
繰り広げられたのだが、今回はそれは無かった。

若手のパイロットの色恋沙汰も含めてのエピソード、巨大化したエイリアンの姿、第七騎兵隊の
昔から変わらぬご都合主義満載のアクション、唯一おっと思ったのが味方になる球体。
これは続編があるのか、と思わせる。これまでの宇宙アクションもののいろんなストーリーを
拾ってきて貼り付けた感じが強く、オリジナリティを感じなかった。つまり「エイリアン」であり
「スターウォーズ」「スター・トレック」などなど。最近の宇宙ものには珍しく120分で収めたのは
良かったが、色んな物をてんこ盛りしすぎで、しまりのない映画になっちゃった。エイリアンの
最後もあっけなかったしなあ。(最期というより撤収だけど) コケオドシに終始し、人間が描けて
いない、というのが最大の欠点。
戦闘機などに加えられるガジェットも目新しいものは感じず。

まあ、大方の人は、1作目が良かったなあ、と思って映画館を後にされることでしょう。
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<ストーリー>
人類がエイリアンとの壮絶な死闘に勝利してから20年。30億の尊い命を失った人類は、
新たな襲来に備えるため、エイリアンの宇宙船のテクノロジーを基に、地球防衛システムを
構築していた。そして迎えた2016年7月。エイリアンが残した宇宙船が、20年の時を経て
密かに覚醒。地球に仲間を呼び寄せるSOS信号を発信し始める。

ほどなくして地球に現れたエイリアンは、想像を遥かに超える進化と巨大化を遂げていた。
重力すらも自在に操るそのパワーの前に、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、
ドバイといった世界の主要都市は、なすすべもなく壊滅。敵の猛攻撃に晒され、防衛
システムを無力化された人類は、たちまち滅亡の危機に直面する……。(Movie Walker)

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by jazzyoba0083 | 2016-07-10 14:10 | 洋画=あ行 | Trackback | Comments(0)