ピクセル Pixels

●「ピクセル Pixels」
2015 アメリカ Columbia Pictures,and more.105min.
監督:クリス・コロンバス  原案・脚本:ティム・ハーリヒー
出演:アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、ミシェル・モナハン、ピーター・ディンクレイジ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>
1980年代初頭にアーケードゲームやゲームウオッチ、初期のテレビゲーム(8Bit)に
ハマった人たちには受けるかもしれない。それ以下の若い世代は何が面白いのか良く
わからないだろう。私はこの時期、リアルタイムでパックマンにハマっていたし、インベーダー
ゲームやドンキーコングもリアルタイムなので、結構面白く見ることは出来た。

高品質VFX全盛の時代に8Bit的画像をあえて持ってきたのはアダム・サンドラーの
知恵だろうか。原案と脚本を手がけたのは、長年アダム・サンドラーと組んで本を書いて
きたティム・ハーリヒーという盟友。当然、そのあたりの話し合いはあったのだろう。
アメリカ大統領が、幼い頃からの主人公の親友でその役がケヴィン・ジェームスと
言った時点で、まじめに見るきは失せるわけだが、どこまで楽しませてくれるか、その
一点で観てみた。
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一番の見どころはNYの街をパックマンの舞台に見立てて、サンドラーらのゲーマーと
宇宙からやってきた巨大ゲームキャラクターの追いかけごっこだろう。ここは
なかなか迫力があって画面構成的にも面白かった。
だいたい、設定としてふざけているわけで、まじめに見るものではない。そのふざけ
加減がどの程度上質で観ている人を笑わせてくれるか、ということ。
その辺りを理解して没入できるリアル世代は随所に挿入される音楽や、ゲームの
ガジェットなど、ニヤリとさせられるだろう。とにかく理屈なんか抜きなんだから(ゲーム
だから)ストレス解消に見るにはいいだろうね。

私は、映画の面白さのほかに、御年40歳になりすっかり色っぽくなったミシェル・
モナハンに釘付けだった。萌え・・・ww この人の笑顔は本当にキュートだなあ。
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<ストーリー>
 “パックマン”や“ドンキーコング”といった懐かしゲームキャラに扮して地球侵略を
開始したエイリアンと、それに対抗すべく集められたかつてのビデオゲーム・
チャンピオンたちが繰り広げる攻防を描く3Dアドベンチャー・コメディ。

往年のアーケード・ゲームを模した侵略者の攻撃によって、地球上の物体が次々と
キューブ状のブロックに分解され崩壊していくさまを描き評判を呼んだ2010年の
同名短編を長編化。
主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー、共演にケヴィン・ジェームズ、
ミシェル・モナハン、ジョシュ・ギャッド、ピーター・ディンクレイジ。
監督は「ハリー・ポッターと賢者の石」のクリス・コロンバス。

 1982年。NASAは宇宙に向けて友好のメッセージを送った。その中には、当時
大流行していたゲームの映像も含まれていた。やがてメッセージを受け取った
エイリアンは、それを宣戦布告と誤解し、地球侵略に乗り出した。彼らは“ギャラガ”で
グアムの空軍基地を襲撃し、“アルカノイド”がインドのタージ・マハルを崩壊させる。

そんなゲームキャラ型の謎の兵器に軍隊はまるで歯が立たない。そこで元ゲーム
オタク少年で現・米国大統領ウィル・クーパーは、サムやラドローらかつてのゲーム
仲間を集めて“アーケーダーズ”を結成し、この恐るべき破壊力のゲームキャラたちに
果敢に闘いを挑むのだったが…。(allcinema)

この映画の詳細はこちらまで。
by jazzyoba0083 | 2016-08-04 23:15 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)