タイム・トゥ・ラン Heist

●「タイム・トゥ・ラン Heist」
2015 アメリカ Emmett/Furla Films and more.93min.
監督:スコット・マン
出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、ロバート・デ・ニーロ、ケイト・ボスワース、デイヴ・バウティスタ他
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<評価:★★★★★★☆☆☆☆>
<感想>

WOWOWにて鑑賞。見終わって嫌な気分になる映画ではないし、アクションもきちんと観られる
のでいいのだが、ご都合主義が過ぎるというか、ラスト、みんないい人になり過ぎな感じは
免れない。主人公、デ・ニーロ、女性警官、主人公の妹、バスの乗客たち、デ・ニーロの娘。
あれだけ警察官を怪我させているんだから、自分はやっていないとは云え司直の手を免れてしまうと
いうのはねえ。デ・ニーロの後継者たる非情の男が、逃げようとした軽飛行機のパイロットを殺し、
主人公にショットガンをぶっぱなしても主人公は生きているんだからよく分からない。

原題Heistは「盗む」というほどの意味らしいが、冒頭のタイトルでは「Bus 657」とかじゃなかったっけ?
そのように、大きな山は強盗団による市バス?ジャックの一幕で、低予算である割にはパトカーとの
チェイスや空撮などはちゃんとしていたし見応えはあった。冒頭の妊婦は実は・・・という点、また
バスの運転手が撃たれた、と思ったら実は・・・という点など、なるほどという所もちゃんとあるのだ。

但し、先にも書いたように、自分が後継者と見込んだ男からの借金を断ったくせに最後は助けるという
デ・ニーロのキャラクター、実際は善人なのはいいんだけど、結果的にあれだけ警察に対して暴れた
男を女性警官や警察が見逃すとは・・・とか、前線の指揮を取っていた若い刑事のキャラクターが
定まらず、あっけなく殺されちゃうとか、変装した妹の乗るバスを乗っ取るところの整合性とか、
突っ込みどころというかご都合主義的なつじつま合わせが多数で、ラストのカタルシスをなんとか
したいという所が甘々になってしまった。

主人公のジェフリー・ディーン・モーガンという俳優さん、いろんな作品は観ているようだが、記憶に
無かった。デ・ニーロはさすがで、彼の存在感がなければかなりのヘタレ映画になっていた可能性が
ある。
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<ストーリー>
愛する一人娘にも絶縁され、富と名声だけを生きがいにする元マフィアの大物で巨大カジノのオーナー、
ポープ(ロバート・デ・ニーロ)。そんな彼のカジノに勤務する元軍人の凄腕ディーラー、ヴォーン
(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、重い病を患う娘の命を救うためポープに借金を申し出るが
手ひどく断られてしまう。
自暴自棄になったヴォーンは同僚の用心棒コックス(デイヴ・バウティスタ)の誘いに乗り、カジノの
現金強奪計画に加わることに。計画は簡単に進むと思われたが、仲間の裏切りによって一転ポープから
追われる身となってしまう。追い詰められた彼らは通りかかった路線バスを占拠、運転手に逃走を
命じる。だがすぐさまバスジャック事件は警察の知るところとなり、マフィアと武装強盗団、そして
SWATによる三つ巴の壮絶な逃走劇が幕を開ける……。(Movie Walker)

この映画の詳細はhttp://movie.walkerplus.com/mv59633/こちらまで。



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by jazzyoba0083 | 2016-09-01 23:00 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)