ローグ・ワン/スター・ウォーズ ストーリー Rogue One

●「ローグ・ワン/スター・ウォーズ ストーリー Rogue One」(IMAX 3D 字幕版)
2016 アメリカ Lucasfilm,Walt DisneyStudios Motion Pictures and more.
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、マッツ・ミケルセン、ドニー・イェン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想:結末まで触れていますからご注意>

絶賛の嵐も飛び交う本作に、あえて棹ささせて頂きます。★は7.5。「スター・ウォーズシリーズ」に
こういう点を付けるとは思わなかった。期待値が大きすぎたのだろうか。
個人的に乗れなかった点
・キャラクターが多すぎで、とっちらかった。多い割にはジンのポジションが不明確。
 そのほかの座頭市や弁慶みたいなキャラも桃太郎かよ!って感じで、「個性的」な
 部分は買うにしても、なんでくっついてきたの?という・・・。突き抜けた魅力に欠ける。
・主だった配役がほとんど初登場なので、説明を要する、というのは分かるにしても、単発的な
 (ローグ・ワン全滅なんで一話完結なんでしょう)ものとしては冗漫で成功しているとは言い難い。
 故に、前半が重くて説明的で、眠くなる。
・結局脚本が弱いんだろうなあ。最後の戦闘シーンやジンらがデータを盗み出すところでも、
 突っ込みたくなる所あり。後半のキモである発電スイッチがあんなところにぽっこりあるかなあ。
・フェリシティ・ジョーンズを含め本作の出演者全員が印象が薄く記憶に残らない。
 後半ちょっと出てくるダースベイダーにみんな持って行かれている。

シリーズ4のすぐ手前の話、いわば3.5的なストーリーで「完成間近の帝国軍デススターの設計図を
反乱同盟のスパイが盗んだ」というのが4のお話の始まりだから、そのスパイの話なのよね、とは皆さん
見る前からもう分かっているわけで、そうなると冒頭のジンと父親の関係を紹介したら、極端な話、宇宙での
戦闘が始まる後半まで飛んじゃってもいいわけだ。でも仲間(ローグ・ワン)がついてきましたよ、という下りを
説明したんだが、エピソード的に弱いから印象に残らないんだな。
誰がどこそこ星にいてどうのこうの、と同じような画面と説明の繰り返しで・・。
それはカタルシスたる後半への我慢のしどころ、と前半を捉えなくては、とする意見があるとすれば
それは違うなあ。この手の映画を見る人に我慢を強いてはいけない。

それでも後半、「お、これは4の戦闘シーンじゃんか!」というあたりから俄然面白くなるし、当時より
CGのレベルは比べるべくもなく上がっていて更に3D、IMAXだから迫力は満点だ。スター・デストロイヤー&
タイファイターとスターファイターとの戦い。反乱軍戦闘機の隊長たち、そしてデススターの司令官、
これってそっくりさん?てな感じ。そして真打ちダースベイダーの登場と。本作で唯一ライトセイバーが
登場するシーンだ。さらに4へと続く決定的なレイア姫の登場。(これは昔の映像をCG加工したんだろうなあ)
でもラストシーンは絶対的アンハッピーエンドなので、これは「スター・ウォーズ的」な終わり方ではないん
じゃないか、ルーカスはこういうのを納得しているのか?と思ってしまった。ディズニーの商業主義に
振り回され始めたのか?なんでも次作の「レジェンドシリーズ」は「ハン・ソロ物語」という噂だ。
ちゃんと、カッコイイ胸ときめく宇宙活劇にして貰いたいものだ。IMDbもrottentomatosも得点高すぎだと
思う。
4を見て復習し、眠い前半を必死にこらえて字幕をしっかり読み、そして爆発する後半戦を楽しむ、という
事が出来るなら、悪い映画ではない。特に3DCGの出来は興奮する(IMAX で見るべし)。
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<ストーリー>
映画史に燦然と輝く金字塔シリーズ「スター・ウォーズ」のアナザー・ストーリーを描く新プロジェクトの
記念すべき第1弾となるSFアドベンチャー大作。
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」でレイア姫がR2-D2に託した“デス・スター”の設計図は
いかにして反乱軍の手に渡ったのか、というこれまで語られることのなかった物語を、一匹狼のヒロイン、
ジン・アーソをはじめとする新たなキャラクターたちの活躍を通して描き出す。
主演は「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズ、共演にディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、
ドニー・イェンほか。監督は「モンスターズ/地球外生命体」「GODZILLA ゴジラ」のギャレス・エドワーズ。

 ダース・ベイダー擁する帝国軍の究極兵器“デス・スター”がついに完成しようとしていた。その圧倒的な
破壊力の前に、銀河全体が恐怖に支配されようとしていた。有名な科学者ゲイレン・アーソを父に持ちながらも、
家族と離れ離れとなり、たった一人で生き抜いてきたタフな女アウトロー、ジン・アーソ。
ある日、彼女は反乱軍の将校キャシアン・アンドーから、父ゲイレンがデス・スターの設計に関わっていた
可能性があると知らされる。そこで真相を突き止めるべく、ならず者ばかりで構成された反乱軍の極秘チーム
“ローグ・ワン”の一員となり、デス・スターの設計図を盗み出すという過酷なミッションに身を投じていく
ジンだったが…。(allcimena)

この映画の詳細はhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=356251#1こちらまで。


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by jazzyoba0083 | 2016-12-18 12:25 | 洋画=ら~わ行 | Trackback | Comments(0)