天国から来たチャンピオン Heaven Can Wait

●「天国から来たチャンピオン Haeven Can Wait」
1978 アメリカ Paramount Pictures.101min.
(共同)監督・製作・(共同)脚本:ウォーレン・ベイティ 音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ウォーレン・ベイティ、ジュリー・クリスティ、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン他
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<評価:★★★★★★★☆☆☆>
<感想>

私がウォーレン・ベイティを認識したのは「ディック・トレイシー」くらいから後なので、それよりも
前の若い頃の映画を観ていると別人のような気がする。彼は演出の才能もあったと見えて、翌年の
「レッド」ではオスカーで監督賞を受賞している。本作もオスカーの数部門にノミネートされた。
いかにもアメリカ人が喜びそうなハートウォーミングな作品である。凄い出来の映画ではないが、
鑑賞後に心が暖かくなる「いい時代」の映画だ。アメフトが舞台ではあるが、ルールを知らなくても
十分に楽しい。

天使のミスで早く天国に召されたアメフトのクオーターバックが、他人の体を借りて死ぬはずでは
なかった人生を歩むお話。いろんな仕掛けや伏線が張られていて、天国の話だから交通事故や殺人も
出て来るが、決しておぞましくも湿っぽくもなく、むしろユーモアな味付けも有り、キャストの演技も
なんか朴訥な感じもあって良かった(狙ったのかどうかはわからないけど)。今観ると、いささかの
古さも感じてしまうが、それを欠点としない全体としてよく出来たお話だと思う。上映時間も適切だ。
ただし、体を借りる2人もベイティが演じているわけだが、周りからはベイテイに見えていないと理解して
いないとややこしいかも。

最初に肉体を借りるファンズワースという富豪の下りがコアになっているし一番面白いのだが、
そこで終わらず、オチまでもう一段あるのがこの本の長所なんだろう。Heaven Can Waitという
原題が含蓄があり味わい深い。
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<ストーリー:物語の最後まで触れています>

ロサンゼルス・ラムズの控えクォーターバックのジョー・ペンドルトンは、出場の決まった
スーパーボウルを前に交通事故に遭って急死してしまう。自分の死に納得できないジョーが、
天使長ジョーダンに抗議したところ、まだ50年もの寿命が残っており、担当天使のミスで50年早く
天国に召されたことがわかった。ジョーは即刻地上に舞い戻ることになったが、ジョーの肉体は既に
火葬
された後だった。

ジョーのためにジョーダンが代わりの身体を探すが、フットボール選手に戻りたいジョーの注文は
うるさい。何人かの候補を断った後に提案された大富豪レオ・ファーンズワースの遺体もジョーは
断ろうとするが、ファーンズワースに公害問題で抗議に来た女性ベティに一目惚れしたジョーは
しばらくの間という条件でファーンズワースの身体を借りることにする。
しかしファーンズワースは妻ジュリアとその愛人でファーンズワースの秘書であるトニーに殺されたのだ。

何故か生き返ったファーンズワースに驚いたジュリアとトニーはその後も何とかしてファーンズワースを
殺そうとするがことごとく失敗する。一方、ファーンズワースになったジョーは猛勉強の末にベティの
願いを聞き入れ、公害問題の解決のために工場建設計画を放棄する。これをきっかけにベティもジョーに
惹かれて行く。

ジョーは親友のトレーナーであるマックスを呼び出し、ジョーしか知らない事実を話すことで、
自分がジョーであることをマックスに納得させると、スーパーボウル出場のために猛特訓を始める。
そして、ラムズを買収して入団テストを受けることになる。はじめは金持ちの道楽としてジョーに
対して敵対心をむき出しにしていたチームの選手らも、ジョーの実力を認め、ジョーはスーパーボウルに
出場することになる。

一方、ジョーとベティの仲は急速に深まるが、ジョーは担当天使からファーンズワースの身体を
使えるのがあとわずかであることを知らされる。ジョーはベティに生まれ変わって再会することを
示唆する言葉を告げる。そして、ジョーはジュリアとトニーによって射殺され、遺体は井戸に落ちる。
ジョーはジョーダンとともに再び次の身体を探すことになる。


大富豪ファーンズワースが失踪したとして世の中は大騒ぎとなる。特にベティとマックスは警察に
対して必死に捜査を依頼するが、担当刑事クリムの捜査は要領を得ない。そんな中、スーパーボウルの
テレビ中継を観ていたジョーはラムズのクォーターバック・トムが試合中に大怪我を負う様子を目にする。
ジョーダンとともにスタジアムにやって来たジョーはトムがこのまま亡くなることを知り、トムに
生まれ変わることを決める。
トムになったジョーは試合で大活躍し、ラムズは勝利を収める。一方、ファーンズワースの屋敷では
ファーンズワースの遺体が見つかったことから、仲違いしたジュリアとトニーの殺人が露呈する。

テレビ中継を観ていたマックスは、復活したトムがジョーであることに気付き、試合後のジョーの
もとに駆けつけ、抱き合って喜ぶ。しかし、そこにジョーダンが現れ、ジョーがこれまでの記憶を
失って完全にトムとして生きて行くことになると告げて姿を消す。ジョーは完全にトムとなり、
マックスとのこれまでのことも忘れてしまう。状況を受け入れたマックスは1人、ジョーとの
思い出に浸る。

スタジアムを後にしようとしたトムの前にベティがマックスを探しに現れる。初対面のはずの
2人だったが、互いに惹かれ合うものを感じると、運命に導かれるように肩を並べてスタジアムを
後にする。(wikipedia)

この映画の詳細はhttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=15544#1こちらまで。


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by jazzyoba0083 | 2016-12-22 22:30 | 洋画=た行 | Trackback | Comments(0)