ワン・フロム・ザ・ハート One From The Heart

●「ワン・フロム・ザ・ハート One From The Heart」
1982 アメリカ ゼトロープスタジオズ 100分 
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:フレデリック・フォレスト、テリー・ガー、ナスターシャ・キンスキーほか。

全編スタジオで作られた幻想的な、でもストーリーはありがちな
ラブストーリー。何を楽しむかは、観た人のお楽しみ。
私はコッポラの名前に惹かれて観て見ましたが、これはコッポラが映像で
綴った、一遍の恋愛詩、であるかな、コッポラ流恋愛おとぎ話、と感じました。
凝ったセットと色使い、トム・ウェイツとクリスタル・ゲイルのデュエットも
おしゃれ。
まず、オープニングからして、お月様の世界のお話だからね、って
言っているみたいで。

独立記念日を明日に控えたラスベガスでお話は始まります。
当時のラスベガスはまだ今のようなどデカイホテルが立ち並ぶアミューズ
メントパークのような街ではまだなかったですね。
で、旅行代理店に勤めるフラニーと、ジャンク屋を友達と経営するハンクは
同棲を始めて5年が経つ。なんか、最近倦怠気味。気持ちの行き違いから
フラニーは家を出て行ってしまう。口では彼女のことをあしざまにいう
ハンクではあるが、やはりフラニーを忘れられない。
お互いに一人になって、他の人と付き合っては見るのだが、やはり、お互いを
愛している・・・ストーリー自体は、驚くこともなにもなく、ラストも、想像通りに
なるのです。それが、映像の美しさと、素敵な音楽をミックスすると、
あら不思議、コッポラマジックになるのですね。

「ゴッドファーザー」「地獄の黙示録」のコッポラと「タッカー」
「ペギースーの結婚」のコッポラ。ふたつの顔を持っているコッポラの、
これは、後者に属する作品です。

どっちのコッポラが好きかで、好悪の別れる映画ではあるでしょう。

なお、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-04-05 23:02 | 洋画=ら~わ行 | Comments(0)