フランティック・FRANTIC

●「フランティック・FRANTIC」
1988 アメリカ ワーナーブラザーズ映画 120分
監督・脚本:ロマン・ポランスキー 音楽:エンリオ・モリコーネ
出演:ハリソン・フォード、エマニュエル・セイナー、ベティ・バックリー他。

NHK-BS2で、ハリソン・フォード特集をやっていて、かつて見たことが
あった記憶がありながら、もう一度観ました。殆ど忘れていました。
シャロン・テートのマンソン事件以降、すっかりスキャンダルまみれに
なってしまったロマン・ポランスキーのオーソドックスサスペンス。

ハリソン・フォードは「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」の前の年の作品。
しかし、今のハリソンからすれば、物凄く若い。むしろ、「スター・ウォーズ」の
ハン・ソロに近い風貌です。
共演の、エマニュエル・セイナーは、この作品の翌年、ポランスキーと
結婚することになります。

話は単純。アメリカ人の外科医リチャード・ウォーカーは、学会のために
妻のサンドラとパリを訪れます。
しかし、自分たちのトランクが他人のものと間違えられて届けられた上
妻がホテルに着いて間もなく姿を消してしまう。

結局、ウォーカーが間違えて持ってきてしまったトランクには、核弾頭の
信管にもなる超小型の起爆装置が、密かに入っていて、それを狙うアラブ人に
誘拐されてしまったのだ。初め事情が飲み込めないウォーカーだったが、
間違えたトランクの、そもそもの運び屋だったミシェル(セイナー)を
突き止めたウォーカーは、何とか自分のトランクを航空会社のバゲージ
クレイムで、見つけ、早くこれをアラブ人に渡し、妻を救おうとする。

信管を取り返そうとするパリ市警、信管と妻を無事に交換したいウォーカー、
運び屋としての報酬が欲しくてならないジャンキーのミシェル。
三者の思惑が交錯して、結末を迎える。

エマニュエル・セイナーの、賢いのかアホなのか判らない不思議で妖艶な
パリジャン・ミシェルが、良い味を出していましたね。

ポランスキーは、少女に対するレイプ事件を起こして海外逃亡し、その罪は
まだ償われていない。02年に「戦場のピアニスト」で、待望のアカデミー賞
監督賞を獲得したが、表彰会場には現れなかった。

アメリカタッチとフランス映画のアンニュイさが上手く交差して、味のある映画に
仕上がっていると思います。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
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by jazzyoba0083 | 2006-05-24 23:09 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)