ホワット・ライズ・ビニース What lies beneath

●「ホワット・ライズ・ビニース What lies beneath」
2000 アメリカ 20thセンチュリーフォックス ドリームワークス 130分
監督・製作:ロバート・ゼメキス
出演:ハリソン・フォード、ミシェル・ファイファーほか。

「下にあるもの」とかいう意味でしょうか。ハリソン・フォードもゼメキスも
好きだから、絶対観ているはず、と思って観始めたのですが、何か
見覚えはあるものの、やっぱり初見だったかもしれません。
ゼメキスは「バックトゥーザフューチャー」「フォレスト・ガンプ」
「キャスト・アウェイ」なんか、大好きで、そのあたりの出来でファンに
なったようなもの。オカルト系はそもそも好きじゃないからあまり
観ないんだけれど、サスペンスかと思って観始めたけど、やはり
最後は、鳥肌もののCGのお化けがでましたね。
ま、インディージョーンズ1でも最後にアークからお化けがでましたから
まあ、私的には許せる範囲かな。

最初はお隣の夫婦のトラブルから殺人事件発生か、と思わせておいて、
実は、スペンサー博士(ハリソン)の、妻クレア(ミシェル)が感じる霊感は
本当のものであることが徐々に判ってくる。
割れた記念写真を取ろうとして、見つけてしまう小さなカギ。(甘い場所
ではありましたが)博士の研究室で部下がやっている睡眠薬の
会話など、伏線はスピルバーグ~ドリームワークス派だなあ。
ハリソンは悪人やらせても悪人にならないところが辛いところ。
ミシェル・ファイファーは、「スカー・フェイス」で妖艶なギャングの女を
演じていたあの、ファイファー?ってなくらい、いい枯れ具合。
スジスジ具合が、サスペンスに合っていたな。
それと、多くの人が言っているように、大きな音で脅かすのは
手法として、幼い感じだ。驚くけど決していい気持ちじゃないなあ。

全体として、そんなにダメな映画じゃあないと思います。エンターテイン
メントとしては合格の線じゃないでしょうか。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-06-24 18:10 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)