ハメット HAMMETT

●「ハメット HAMMETT」
1982 アメリカ オリオン・ピクチャーズ+ワーナーブラザーズ 97分
監督:ヴィム・ヴェンダーズ 
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ
出演:フレデリック・フォレスト、マリル・ヘナー、ピーター・ボナーほか。


しかし、こういう訳のわからん映画も観て、映画鑑賞力が付いていく
のでしょうね。 私にとってこの映画のよさは判りませんので駄作と
言わせていただきましょう。

サミュエル・ダシール・ハメットは1894~1961に実在した著名な
探偵小説などの小説家。代表作に「マルタの鷹」「影なき男」など
があり、レイモンド・チャンドラーと並び称される。

彼の小説と人生を映画の中で交錯させながら進むストーリーだが、
何を言いたいのか、何が面白いのかよく判らない。B級探偵映画
にもなっていないような気がする。

冒頭、ある小説を完成させ、ベッドに寝転ぶハメット。そこからは
本当なのか彼の書いた小説の中身なのかわからないストーリー
が展開する。

謎の中国人女に振り回され、サンフランシスコの実力者6人が
写ったポルノ写真をネタに強請られる彼らそして、ゆする
中国女との対決、そしてその中で親友を失う。
最後にまたタイプライターに向かうハメットが写しだされるのだが、
これが冒頭に戻るのか、新しいストーリーを作っていこうとする
姿を写しているのかが判らない。

禁を犯してDVDを最初から倍速で会話をチェックしてけど、
事件の内容は判るものの、ハメットの行動の時制が判らない。
俺って馬鹿なのかな。時間の無駄だったかも知れないが、
こういう映画を観て鑑賞眼を養っていくのだろう。反面教材。
尚、この映画の詳しい情報は

こちら
まで。
by jazzyoba0083 | 2006-07-11 22:30 | 洋画=は行 | Trackback | Comments(0)