ピアノを弾く大統領 The Romantic President

●「ピアノを弾く大統領 The Romantic President」
2002 韓国 95分
監督・脚本:チョン・マンベ
出演:チェ・ジウ、アン・ソンギ、イム・スジョンほか

大好きなチェ・ジウの作品はテレビも含めこれで、2000年以降は最新映画
「連理の枝」以外は全部見たことになる。
1時間半のコメディなのだが、別にどうってことない、普通のラブコメディ。
内容が韓国ならでは、という点はあるが。この映画を観ると、チェ・ジウと
いう女優さんはコメディエンヌという側面のほうが光っていると思うのです
が・・・。

新しい高校に赴任してきたチェ・ウンス(ジウ)は、クラスの超問題児の
ハン・ヨンヒに容赦ない対応をする。親に電話をする、といって職員室から
かけた電話に出たのは「大統領秘書室です」。 ヨンヒは大統領の娘だった
のだ。それをいいことにやりたい放題。でも母親に死なれて、本当はいい
娘なのだが、屈折してしまっていたのだ。
チェ先生は、護衛を引き連れて学校にやってきた大統領を前に
「娘さんの反抗的な態度の罰として、漢詩を100回、あしたまでに書いて
提出するように」と、宿題を出してしまいます。
まじめな大統領は、執務の間に一生懸命漢詩を書きます。そして、
チェ先生を青瓦台に招き、夕食会の席上、宿題を提出したのでした。
びっくりしながらも、大統領のまじめな態度に、ひかれる、チェ先生。

二人は、護衛をくらまして町へ逃げ出し、いろいろな体験を重ねます。
そんな大統領をチェ先生は、ますます好きになり、また大統領も先生に
引かれ、愛するようになるのです。しかし密会現場を新聞に写真を撮られ、
スキャンダルになってしまいます。チェ先生は「私は大統領が好きで、
下心をもって夕食会に行きました。私が悪かったのです。謝罪します」
と、自分を悪者にして、大統領を守り身を引こうと、マスコミの前で
コメントします。一方大統領は、プレスに対し、
「たまたま娘の教育のことで話し合っていただけ。チェ先生は娘の担任
以外の何ものでもない。こんごこうした行動は慎む」と心にもないことを
言ってしまうのでした。間近に迫った選挙を何とかするためだったのだが。

学校を辞め、田舎に帰るというチェ先生にヨンヒは「あきらめるの?」と
尋ねます。一方、大統領は、チェ先生を傷つけてしまったことを深く反省
し、再度記者会見を開き、「ピアノが弾けるというのは人気取りのための
付け焼刃であり、本当はピアノは弾けない。それと私はチェ先生を
心から愛している。傷つけてしまったことを謝罪したい」と国民に正直に
説明します。そして、誤解が解けた二人は、晴れて二人で青瓦台へと
入っていくのでした。

大統領が移動するたびに白バイを先頭にした一台護衛部隊が動くと
いう韓国ならではの光景、冒頭、新しく担任になるクラスの様子を
偵察するために転校生になりすまして、生徒から誰がボスで、だれが
問題児か探り出すところ、など面白く観ました。

現実的に韓国の大統領があんなことになるはずはないのですが、
まあ、夢物語なのでしょう。DVDで軽く観るのにいい映画じゃないで
しょうか。目くじらたてて論評するほどの映画ではありません。
この映画の詳しい情報は、みなさんご自分でリサーチしてください。
by jazzyoba0083 | 2006-08-01 22:40 | 洋画=は行 | Comments(0)